まいど、日本機関紙出版です。

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紙メディアの「緩慢な死」に立ち向かう年に

2012年12月31日 | 編集・営業ふらふら雑記

 今年もあと11時間足らずとなりました。ブログ読者のみなさん、1年間、お付き合いいただきありがとうございました。さまざまなことがありましたが、みなさんにとってはどんな1年でしたでしょうか。機関紙出版の1年は、まあなんとか現状維持で推移したという感じで、これもひとえに読者、著者、書店、取次、印刷関連会社などみなさんのおかげでした。心から感謝申し上げます。

 ところで手元に「出版・新聞-絶望未来」(山田順、2012年、東洋経済)という本があります。それによると日本では今、紙メディアが「緩慢な死」に向かっているそうです。確かにそうですね。そして重大なことはその過程のなかで、紙メディア産業が経営難に陥り、その結果、ジャーナリズムやコンテンツの質が落ちてくることだと指摘されています。すでに誰もが情報発信者であり受け手でもあるという時代の中で、ネット上には膨大な情報が溢れ続け、この渦の中に紙メディアが巻き込まれ必死にもがいているのが今の状況でしょう。

 この指摘は、来年創立35年目を迎える機関紙出版も例外ではありません。35年といっても別に何かを計画しているということはないのですが、今一度あらためて原点に立ち返って考えることも必要かと思っています。基本的には、日本をより良き方向に変えていこうとする運動、人々の想い、希望、願いがある限り小社の出版の役割は存在し続けると確信しています。そのうえで、やはり「緩慢な死」に立ち向かう姿勢も打ち出さないといけないと感じています。

 さて、来年はどんな本でみなさんとつながりあえるか、お楽しみにしていてください。

 ではみなさん、良いお年を!

 

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12月30日(日)のつぶやき

2012年12月31日 | ツイッター

わが地元、吹田で立候補し比例で復活当選したうえにし小百合・維新の会議員。会社の元同僚が運動員3人に約20万円ずつ渡したとして逮捕されている。この元同僚が「選対幹部」と認定されれば連座制の適用もありうると! 


選挙買収逮捕者「維新」が大半という状況について橋下氏は「管理は至難の業」と言っている。そもそもこのコメントにあきれるが、「維新」に投票した人たちもそろそろ過ちに気付き始めているに違にない!

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