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世界は9条を選び始めたのだ~関西プレ集会に参加、ブース決まる!

2008年04月11日 | 編集・営業ふらふら雑記

 昨夜は9条世界会議・関西のプレ集会でエル大阪に行った。 


 冒頭、戦禍に苦しむイラク、パレスチナ、アフリカの人たちの、9条への熱い想いやアメリカやコスタリカ、アジア諸国からの9条への激励の言葉など世界から寄せられた9条へのラブコールを記録したDVDを鑑賞。その後関西の共同代表である津村明子氏、木戸衛一氏があいさつ、新世代スピーチとして関西の大学生3人が9条への思いをリレートークした。メインの講演は9条世界会議事務局長の川崎哲さん。川崎さんは自身の体験を踏まえながらなぜ今9条が世界から注目されるようになったのかを次のように説明した。


「私が大学生であった20年前は、湾岸戦争を巡って国際貢献とか一国平和主義、さらに普通の国になれというような言葉が日本の中で飛び交い、平和活動を行うNPOに参加したがまだその頃は9条について語り合うような雰囲気は日本にはなかった。そうした中、今日のように9条に関して国際的な関心が高まっていった背景に、2001年当時の国連のアナン事務総長が呼びかけた紛争予防のための世界的NGOプロジェクト『GPPAC(武力紛争予防のためのグローバル・パートナーシップ)』があった。世界の各地で武力によらない平和解決、紛争が起きる前に手を打って解決を図るための、市民の手による行動が大切だとするGPPACの活動が各地で繰り広げられ、特に2003年のイラク戦争以降、その悲惨な現状ゆえに9条的な考え、9条的な紛争解決へのアプローチこそが確実な成果を収めるようになってきた。そしてイラク戦争の5年間で世界は変わりつつある。あのような現実をみた人々が今恐る恐る9条を選び始めたのだ」


 ということで、世界会議のスローガンは「世界は9条を選びはじめた」である。みなさん、知ってましたか? 「選んだ」ではなく「選びはじめた」です。あのロゴマークの人形は「きゅうと君」と呼ばれ、すごく遠慮気味に9条を掲げている姿なのですが、ここに深い意味があるのだそうだ。なるほどそう言われればそのように見えてくる。


 講演後、関西事務局から参加者の組織、そのための宣伝、集会成功のための財政確保の取り組みなどについて協力要請が行われ、ブース出展場所の抽選会が行われた。これには小社も1ブース参加、2階の19番に決定した。同じく2ブース出展の「慰安婦問題」プロジェクトの分も代理抽選し、お互いに近いほうがなにかと都合がいいだろうと思い、隣の20番と21番になった。また、京都からかもがわ出版のT村さんも抽選にこられていたので出版社同士くっついたほうがいいだろうということで、ここももう片側隣の2ブースと決まった。この場所でよかったのかどうかは現地に行って見ないとわからないので、なんともいえないがまあとりあえずは場所が決まったということで、内容つくりにかかっていこうと思う。  

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