10日から13日まで、神戸女学院大学石川ゼミの韓国旅行に同行した。参加者はゼミ生14人、元ゼミ生1人、他大学生2人、社会人5人に石川先生の合計23人である。主な訪問先は①ナヌムの家&「慰安婦」歴史館 ②3.1独立公園 ③西大門刑務所跡で、ほかに自由時間を利用していくつかの資料館を回った人もいた。
石川ゼミのナヌムの家訪問は今回が4回目、毎回ハルモニの証言を聞き日本と韓国の現代史を学び、1人ひとりのゼミ生たちの成長に大きな影響を与えてきた。ナヌムの家は、いつかそのうちに機会があれば訪れてみたいと思っていた所だけに、今回のお誘いはありがたかった。
12日、水曜集会でハルモニたちとともに日本政府(大使館)への抗議行動を行った直後に、安倍首相の退陣表明のニュースが飛び込んできたのはまさに劇的であった。一瞬、ハルモニたちの声が届いたのではないかと思った。ハルモニたちの人生はもう残り少ない。日本政府は一刻も早く心からの謝罪をしなければ、その未来はいつまでも閉ざされたままであろう。
ハルモニの証言以外にもビデオ、資料館の展示、ガイドさんの話などさまざまな場面で学びの場に自らを置いてきたゼミ生たち。今回の韓国訪問を彼女たちは自身の成長の中でどのように受けとめたのだろうか。(取材ルポを追って掲載します。)
ゼミ旅行の経過は以下をご覧ください。
・石川教授ブログ