ジョルジュの窓

乳がんのこと、食べること、生きること、死ぬこと、
大切なこと、くだらないこと、
いろんなことについて、考えたい。

乳がんオンナと乳がん犬

2008-08-02 | 食生活
医療は 人間もペットも <治療>より<予防>が大切。

子宮と卵巣を取ってしまった愛犬は 太りやすくなる、と言われた。

これは 大人になってから避妊手術をした犬は すべてそうらしい。







ここのところ たいした暑さでなかった当地だったが、本日より、猛暑再来!
ここは、戸袋と物置とのすき間。 掃除してねー!(悲)






愛犬にもアカンボを、などと
何もせずに考えていた私が愚かだったのか?

一年くらいで避妊しておけば そんな心配はなかったらしいのだ。

知らなかった。。

無知な飼い主を許しておくれ。。。



今後は 愛犬が太り過ぎないように 心配しなくてはならない。

私が医師に
「食事と運動ですか?」
と聞くと

「それしか、ありませんね!」

という返事。

B.B.ちゃん、ママと一緒に頑張ろうね!







あら、気がついた? B.B.ちゃん、そこ、涼しい?






以前 実家で飼っていた猫が
理由もなく(いや、本当はあったんだろうけど)急に死んで
姉が泣き暮らした日々があった。

なんで死んじゃったんだろう、と泣く。

母は 
ぺっとふーどだの、ああた(あんな)もんばっか食わしてっかんだ、
と言う。

そう言われると 姉は余計に泣いていた。

自分を責めるせいだろう。



今なら 「エンザイム」がないからかな?
とか思うけれども
ペットにはペットフードが一番いいのでは?
と思うのが普通だろう。

それと、
ご飯よりもペットフードの方が安い、というのが
私が愛犬にドッグフードを与えていた理由の一番目。

しかし、実家の母に言わせれば、
そんな不自然なもの、というわけだ。

母の理屈は いつでも科学的ではない。

が、大きく外れることもない。





ペットにペットフード。

ペットフードもいろいろで、
今回 術後の愛犬に 消化の良いものを、と言われて
息子に買ってきてもらった何種類かの缶詰めのドッグフード、
これでさえいろいろで、
値段も相当いろいろで(汗)、
そして 臭いもさまざまだった。

人間にだったら決して食べさせたくないような、
添加物のケミカルな臭い。

動物相手だから、こんなのが許されてるんだ!
と 許せない気持ち。

かと言って 高級なものを 一日に3缶も4缶も与えるのは
経済事情にすごく響く。

これは、悩む。

でも、まあ、手作りするのが 一番手っ取り早くて 
一番安上がりなはず!(笑)






犬の先祖はオオカミみたいなもんで、肉食。だと思う。

けれど お肉を そうそう愛犬に食べさせられない。

それに、日本の犬は
何百年来、汁かけ飯が基本のはず。

いや、愛犬は 容姿も性格も どう見ても洋犬の血が濃い。

などなど、いろんなことを考えて。







窓辺の新顔、モンステラ。 暑くても、やたら、元気!(苦笑)






余命宣告を受けた犬が
飼い主の手作りのエサで 何年も元気、というお話を読んだのは
どこでだったろうか?

飼い犬に玄米ご飯を食べさせている、という飼い主もいらっしゃる。

(ブックマークのおしゃべりなしっぽ参照のこと。)

玄米ご飯なら、お手の物だわ。

愛犬は 玄米ご飯も 美味しそうにあっという間に完食!(笑)
(亭主にもマネしてもらいたい。)

貧血対策でレバーを手作りしているついでもあって、
時おり肉食獣らしい食物もアリで。

日本人?らしい穀物主体の汁かけ飯を基本に、
いつもの一番安いドライのドッグフードもアリ、で。

薄味、というのがイマイチつかめない。

味をつける必要は、ゼロではないと思うのだが。



お金と、手間と、それから愛情も 適度にかけて。

我が家は、我が家流。

愛犬B.B.も、 世界にこの子だけ。



ペットの高度医療

2008-08-01 | なんでもないこと
一週間後、抜糸のために動物病院へ行った。

エリザベス・カラーも はずしてもらった。

愛犬にとって このエリザベス・カラーは
慣れてみると なかなかいいモノだった。

これをつけて狭い所に入っていこうとすれば
すべてはなぎ倒されて 容易に入っていける(泣!)。

または、出て行ける(号泣)。

それから、
いつもは なかなか換毛できないサンタさんみたいな 愛犬の喉の毛が
すっかり、さっぱりしてしまった(愕!)。

病理の結果は まだ届いていなかった。







土手の草






少し残った糸があったので
数日後にまた抜糸に行ったら 結果が出ていた。

愛犬は、やはり、癌だった。

けれど それは 左の3番目のオッパイだけで、
ほかに摘出した部位には、癌はなかった。



また、摘出した卵巣や子宮は すでに やや腫れていて
今後 膿んだりしそうな状況。

「思い切って摘出してよかったです!」と言われ、
摘出を選択した私は どれほどホッとしたことか!







再録、春の愛犬。 このころ、20キロあったのね。。 むっちりしてるわ。






人間と同じく、ペットの社会も高齢化している。

そして ペットは今や、家族同然。

いや、場合によっては、家族以上の存在。

お金も手間も 家族同様か、それ以上にかける。

そして それを許す‘ペット医療’の進歩がある。







今 土手には夏草が茂る。 
土手を歩いていて 隣ムラに入ると 私は愛犬のリードをはずす。
もちろん、周囲に 他の人や犬がいないのを確かめてから。
だって、愛犬が怖がるんだもの。





「ペットの高度医療最前線」という雑誌の特集記事を読んだ。


CT、MRI、それに放射線治療。

25メートル温水プールでのリハビリ。

内視鏡手術。

人間顔負け?

逆に羨ましいカンジも?(苦笑)







帰り道。愛犬があそこで待っているのは、間もなくジョルジュ村に入る、という場所。
私がいつも愛犬をリードに繋ぐ場所だから。






「ペットにPET 年内使用解禁へ」という記事が先日新聞に出ていた。

(7月に入ってからだったと思う。。)

画像診断は 犬や猫などの診断や治療にも使われ始めている、
という内容だった。

日本動物高度医療センターというところでは、
MRIやCTを使って ムズカシイ手術もしている、ということだった。

ペットが高齢化しているので
癌・糖尿病・白内障 などの人間の中高年に多い病気が
ペットにも増えているからだとか。

そして 陽電子放射断層撮影(PET)も ペットへの使用が
国によって認められる予定なのだという。

私もやったことのない検査だ(苦笑)。

どこまでよくて どこから先が贅沢なのか?

愛犬の癌を経験しても 私にも答えは出ない。

愛するペットは 飼い主にとって かけがえのない存在であることは
知っているツモリだから。

けれど  
どんなに愛していても 相手はペットであることを 忘れないでいたい、
とも思っている。








今、愛犬は 
オッパイこそ 完全形ではないけれど
すこ~~しスリムになって、元気いっぱい!!!!!