2002年12月15日(日)
今日の日の出は、空の下方に 雲があって、遅かった。
11時ごろ、娘が来る。
昼食後、娘が うとうとしている時に、
義弟夫婦が 子供を連れて 来てくれた。
花と、千羽はないけど千羽鶴、婦人雑誌などを 携えて。
メいっぱい おしゃべりを 楽しんだけれど、
二人とも 明日は 出勤、
遠いので 二時半ごろ 帰ってもらう。
日曜は 忙しいので、今日は 亭主は 来ない。
来なくていいか、来なくていいかと、
うるさく聞かれ、べつにいいよ、と。
疲れて へとへとに なっている 亭主を見るのは、
哀れで、忍びない。
帰りの 車の運転も、すごく心配。
それに、なにがなんでも 毎日 病院へ行くぞ、の姿勢を 見せられると、
義務感からなのかい、なんて
イジワルなことを 考えてしまう。
息子が 少し 熱を出しているらしい。
睡眠が足りないと、頭痛と 熱に表れるヤツ。
16日(月)
朝の医師の回診。
胸の管が とれるのは、明日だそう。
がっかり。
実は、ここ数日、同級生のいる 病棟には
遊びに行ってない。
もうひとり 管が抜けないでいた人の、
管が抜けてから。
自分だけ付けていると、「どうして?」と、悲しくなる。
手術から 一週間が過ぎ、
緊張が 取れてきている。
同時に、姿勢が 悪くなった気がする。
腰まわりの 筋肉が 弱くなった気がする。
背筋を 伸ばそう。
胸を張ろう。
午後、シーツの交換をしてもらっている時に、
亭主と娘が来る。
間もなく、
実家から 姉が やって来た。
姉には 内緒にするはずだったが、
姉が やった 日帰りの 摘出は、どう考えてみても
私のこの乳がんとは 違う。
内緒で 入院しちゃったけど、どうしよう、
なんと 言おう、
と悩んでいたところだった。
来てくれて、嬉しかった。
会うのも久し振りだし、きょうも メいっぱい おしゃべり。
英語の 再テストで 遅くなった 息子も やって来た。
17日(火)
7時 起床。
回診の時に 私の執刀医・主治医の 医師の姿は なかったが、
カテーテルが ぬかれた!!!
上半身を 拭いてもらったあと、即、下半身シャワー。
午後、お風呂で (自分で!!)シャンプー。
パジャマを 濡らしてしまった。
今日は 3時から 講堂で クリスマスコンサートの ある日だ。
カテーテルと バッグなしで 聞きに行くと、
同級生に会った。
「いつ取れたの!?」
すぐに気が付いてくれた。
自然に 顔が ほころぶほど、嬉しい。
コンサートから 部屋に戻ると、
亭主が ソファで うとうと。
ベッドでは 今度は 娘が 熱を出している。
息子の到着後、今日は 早めに 3人は 病院を出る。
18日(水)
7時起床。
退屈な午前中。
昨日 管が取れたので、
今日 午後から リハビリ室へ。
思ってたよりも 動く。
リンパを14個取ったとは思えない、とも言われた。
部屋に 帰ってみると、
私が カミング・アウトした 友達が 来ていた!!
彼女は、私とは 違うコースを 卒業している。
私と ほぼ 同時期に 結婚し、
上が 女の子、下が 男の子で、歳も近い。
でも 住んでいる所は 遠い。
太平洋側から 内陸の 海なし県まで、
来てくれるなんて、全然思っていなかった。
リハビリ後の 軽い疲労のため、
私は 昨日までみたいには 多弁では なかったけれど、
彼女の 楽しいおしゃべりに、
我が家は 大盛り上がり。
さて、彼女が 私からの 告白を どう 受け止めていたか。
なかなか 会えないし、彼女は (私と違って)忙しいので、
メールで ちょっと 聞いてみた。
「あなたに関しては、受け止める覚悟があったから。
病気以外でもね。
そういう 間柄だと 思ってます。
ビックリは したけどね。
だから、重い、というより、
私にできる事 あるかな、でした。」
という、返信メール。
こんな友達がいてくれて、本当に、ありがたい。
こんな所に 自分のことが 書かれてたら、
また 彼女、びっくりしちゃうね。
今度 会ったら、おしゃべりを 堪能するぞ。
今日の日の出は、空の下方に 雲があって、遅かった。
11時ごろ、娘が来る。
昼食後、娘が うとうとしている時に、
義弟夫婦が 子供を連れて 来てくれた。
花と、千羽はないけど千羽鶴、婦人雑誌などを 携えて。
メいっぱい おしゃべりを 楽しんだけれど、
二人とも 明日は 出勤、
遠いので 二時半ごろ 帰ってもらう。
日曜は 忙しいので、今日は 亭主は 来ない。
来なくていいか、来なくていいかと、
うるさく聞かれ、べつにいいよ、と。
疲れて へとへとに なっている 亭主を見るのは、
哀れで、忍びない。
帰りの 車の運転も、すごく心配。
それに、なにがなんでも 毎日 病院へ行くぞ、の姿勢を 見せられると、
義務感からなのかい、なんて
イジワルなことを 考えてしまう。
息子が 少し 熱を出しているらしい。
睡眠が足りないと、頭痛と 熱に表れるヤツ。
16日(月)
朝の医師の回診。
胸の管が とれるのは、明日だそう。
がっかり。
実は、ここ数日、同級生のいる 病棟には
遊びに行ってない。
もうひとり 管が抜けないでいた人の、
管が抜けてから。
自分だけ付けていると、「どうして?」と、悲しくなる。
手術から 一週間が過ぎ、
緊張が 取れてきている。
同時に、姿勢が 悪くなった気がする。
腰まわりの 筋肉が 弱くなった気がする。
背筋を 伸ばそう。
胸を張ろう。
午後、シーツの交換をしてもらっている時に、
亭主と娘が来る。
間もなく、
実家から 姉が やって来た。
姉には 内緒にするはずだったが、
姉が やった 日帰りの 摘出は、どう考えてみても
私のこの乳がんとは 違う。
内緒で 入院しちゃったけど、どうしよう、
なんと 言おう、
と悩んでいたところだった。
来てくれて、嬉しかった。
会うのも久し振りだし、きょうも メいっぱい おしゃべり。
英語の 再テストで 遅くなった 息子も やって来た。
17日(火)
7時 起床。
回診の時に 私の執刀医・主治医の 医師の姿は なかったが、
カテーテルが ぬかれた!!!
上半身を 拭いてもらったあと、即、下半身シャワー。
午後、お風呂で (自分で!!)シャンプー。
パジャマを 濡らしてしまった。
今日は 3時から 講堂で クリスマスコンサートの ある日だ。
カテーテルと バッグなしで 聞きに行くと、
同級生に会った。
「いつ取れたの!?」
すぐに気が付いてくれた。
自然に 顔が ほころぶほど、嬉しい。
コンサートから 部屋に戻ると、
亭主が ソファで うとうと。
ベッドでは 今度は 娘が 熱を出している。
息子の到着後、今日は 早めに 3人は 病院を出る。
18日(水)
7時起床。
退屈な午前中。
昨日 管が取れたので、
今日 午後から リハビリ室へ。
思ってたよりも 動く。
リンパを14個取ったとは思えない、とも言われた。
部屋に 帰ってみると、
私が カミング・アウトした 友達が 来ていた!!
彼女は、私とは 違うコースを 卒業している。
私と ほぼ 同時期に 結婚し、
上が 女の子、下が 男の子で、歳も近い。
でも 住んでいる所は 遠い。
太平洋側から 内陸の 海なし県まで、
来てくれるなんて、全然思っていなかった。
リハビリ後の 軽い疲労のため、
私は 昨日までみたいには 多弁では なかったけれど、
彼女の 楽しいおしゃべりに、
我が家は 大盛り上がり。
さて、彼女が 私からの 告白を どう 受け止めていたか。
なかなか 会えないし、彼女は (私と違って)忙しいので、
メールで ちょっと 聞いてみた。
「あなたに関しては、受け止める覚悟があったから。
病気以外でもね。
そういう 間柄だと 思ってます。
ビックリは したけどね。
だから、重い、というより、
私にできる事 あるかな、でした。」
という、返信メール。
こんな友達がいてくれて、本当に、ありがたい。
こんな所に 自分のことが 書かれてたら、
また 彼女、びっくりしちゃうね。
今度 会ったら、おしゃべりを 堪能するぞ。