心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

閑散として

2014年07月23日 | ほんのすこし
出来た当時は 多分このコートも使う人が結構いたのでしょうけど。今はほら この通り。見る影もなく草ぼうぼう。ここがテニスコートだなんて思う人がいるかどうかぐらいのやつれ方です。昨年の8月の豪雨の後には ここにすごく太い樹の幹が流れて置かれてました。かなりしばらく置かれてありましたが、いつのまにか消えています。
ベンチも 誰もいなくて。本来の役目はなかなか発揮できそうもありません。

ここは市内を北と南に分断するような川の河川敷にできた一応公園です。ウォーキングができるような舗道があるので 実家に泊るときはここを歩くようにしています。河原なので朝早くには 小鳥のさえずりがかしましいほどです。それでも4時半頃はまだ小鳥もおとなしく 歩いている途中の5時ころになると起き出すのかところどころで声が聞こえ出します。今朝は雨が降りそうなどんよりした空でした。今にも降り出しそうな中 歩いていると普段は何人か歩いている方に会うのですが、遠くに一人だけでした。途中の橋げたの近くにいつも自転車が置いてあります。運転者はどこにいるのかなぁと思っていたら、橋げたの下の舗道から見えないところにいるようでした。そこからつりざおが見えたのです。こんなところで一体何が釣れるというのでしょうね。河原のテニスコートは閑散としていますが、舗道は市民に利用されているようです。

この河川敷から抜け出して 今度は歩道を歩きますが、そこでは結構歩いている方がいます。同じような時間帯だと同じ方とすれ違うことも出てきます。今日も犬の散歩をしている方とすれ違いましたが、毎日すれ違う方です。犬を飼うって大変なことだなとつい思ってしまいます。そうそう 毎朝 母の玄関を出ると目の前で出迎えてくれるのが ご近所さんの猫 チビです。ちょうどわたしがウィ―キングに出る時間に犬のリンちゃんの散歩があるようで ついでにチビも外の空気を吸いに出てくるようです。なんだかいってらっしゃいって言われているようで いい気分になります。

河川敷の公園も出来たときには新品で綺麗で・・・それがいつのまにか あちこち寂れて。利用する人も少なくなって。遊具もあるのですが、あまり利用している様子を見かけません。子供たちが外で遊ばなくなったということなのかなぁ。わたしの子ども時代は 近所にガキ大将みたいな上級生がいて 子供たちをしきっていました。町内にあるお社が遊び場だったような気がします。女の子はわたしともうひとりだけだったので、あまり遊びに加えてもらえませんでした。ふたりで男の子が遊ぶのを見ていたり、ふたりで遊んだり。まぁ男勝りではなかったってことです(笑)どちらかというと消極的?怖がりで 引っ込み思案なところもあって・・・第一かけっこが全然だめだから遊びに加わっても いつも鬼から抜け出せない。そんな感じです。
それでも外に出て遊んでいることができたのが昔でした。それも公園なんてものをいちいち作らなくても良かったんです。時代は変わったなぁと 河川敷を歩きながら思います。
時代の流れ 時代の移り変わり いろんなところで見つけます。そしてその変化の中にわたしもいるんだなぁと思います。わたしの中で変化していったもの 変わらないものがあるように、時代そのものにも変わらないで連綿と受け継がれているものが何かあるのではないかと ふと考えた今朝のウォーキングでした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿