心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
マウス画・絵及び文章の著作権は このブログ作者(けい)にあります。

ぐいぐい惹きこまれた

2013年08月24日 | ほんのすこし
私はコーヒーで世界を変えることにした。』川嶋良彰著(ポプラ社)

今朝 昨日のお楽しみ(かなり久しぶりにカラオケを歌ったのだ♪)から 一夜明け、普段使うことのない喉に疲労感を覚えながら起き出した。
まだ頭がすっきりしていないにもかかわらず、昨日Amazonから届いたばかりほやほやの本を取り出した。やたらタイトルが長いなと思ったが、読み終えてみるとやはりこのタイトルしかない!と思った。

川嶋さん。最初の外国 エルサルバドルでは ホセ・川嶋と呼ばれた。本著はひとりのコーヒーに賭ける男の熱い心がどこを開いてもほとばしっている。朝から読み始め 途中 食事をするもその後も読み続け あっという間に読み終えた。次々と降りかかる難題やら、試練やら・・・そして彼が出会い 彼を支え続けた人々のなんと多いことか。

帯に書かれた紹介文がふるってる。
コーヒー界の「インディ・ジョーンズ」、世界を駆け巡る!読むとシビれる ビジネス活劇!

まさしくその通りだ。インディ・ジョーンズとは言い得て妙な例えだ。彼の人生 波乱万丈。自ら飛び込んでいくその先は 未踏の部分が多く、二の足を踏むことだらけ。それでもコーヒーのこととなれば彼は飛び込んでいく。こんなにもコーヒーを愛した人がいるだろうか。

エルサルバドル駐日大使のベネケ大使が素晴らしい。
UCC上島珈琲の会長・社長さんがまた素晴らしい。彼の中の「インディ・ジョーンズ」的な部分を見抜いていた上島忠雄会長の存在は 彼の人生にとってなくてはならない大切な人だ。

ホセと呼ばれ コーヒーハンターと呼ばれ、世界を飛び歩いた彼の人生はあっぱれ!としかいいようがない。この人生の原動力は 彼が捜し出した幻のコーヒーへの探究心が常に消えることがなかったことによるのだろう。コーヒーの原点ともいうべきレユニオン島の『ブルボン・ポワントゥ』をスターバックス社の人が探せず諦めて帰ったのに 彼が諦めずに探し当てたときは 読んでいて心が躍った。
真実を求めるものには 向こうからやってくる・・・・そんな気がしてならない。
彼は行く先々で大変なことに遭遇する。スマトラ地震だったり、火事だったり、強盗だったり・・・その都度 彼はエルサルバドルで身につけてきた「ストリート・スマート」という生き方で乗り切っている。机上だけで論じる人たちには乗り越えることができないだろう。どんなことに遭遇しても いつでも準備を怠らないことだと 彼を受け入れてくれたエルサルバドルの駐日大使ベネケ氏が教えてくれた。彼はそのことを人生のたくさんの場面で身を持って知り、乗り越えて行く。

まだまだこれから彼の人生は波乱に満ちている。
次はどんなことをしでかしてくれるのだろうかと 固唾をのんで見守っていたい気がする。

最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
一年 ()
2013-08-25 07:11:24
早いです
なんか ふけってます
酔っ払い
元気ですか?
返信する
三さんへ (けい)
2013-08-25 12:04:08
時が過ぎるのはあっという間ですね。
今日で一年経ってしまいました。これからお墓参りに行く予定です。
最近は朝早く目が覚めるので 歩いています。歩いていると色々なことを考えます。頭の老化を少しは解消してくれるかなぁとか思ったりしながら。
あまり飲みすぎると体壊すからねー 大事にしてくださいね。
返信する

コメントを投稿