心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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言い間違い

2018年07月16日 | ほんのすこし
今日は前々から母に頼まれていた美容院の日。9時過ぎには迎えに行った。美容院はすぐ近く。歩いても数分のところだけど、歩行困難な母にとっては限りなく遠い場所。車で送り迎えする。

実はここ数日、どうも眠れず夜中に起き出したりする生活が続いていた。今日は朝から母のところに行く、ということが頭にあったのでそれがますます起きなくては・・・という思いになったのかもしれない。頭がはっきりしない状態で送っていく。叔母には送ったら部屋に戻って仮眠する、と話して戻った。
だが、戻ってからあることに気づき、結局仕事をする羽目に。明日までに送る仕事があったのだ。
何度も思案し、送った。結局仮眠せず。そのままお昼近くに母の家に。お昼御飯は炒飯にしようとその準備。まだ「迎えに来て」コールは無い。

1時近くになってようやく母から連絡がはいった。
迎えに行くと、キレイにパーマがかかった髪、やっぱりいいね。
水曜日に受診があるから、その前にキレイにしておきたかったのだろう。キレイになった母はご機嫌な様子。
叔母と三人で炒飯をお腹いっぱい食べた。

その後、わたしは用事があって午後に買い物に出かけ、そのまま部屋に戻る。そしてまた夕飯の準備のために再度母の元へ。
今日は母のところまで三往復することになってしまった。まあ、通い慣れた道だからね。苦も無く運転できるってわけ。これが全然知らない場所に行けって言われたらびびりのわたしは行く前にあれこれと・・・
それに比べたら三往復なんて、軽い軽い(笑)。

夕飯の支度をし、お風呂をいただき、「暴れん坊将軍」(かなり古い、BSに毎日入っている)を夢中で見ている母に声をかけた。
「じゃぁ、今日はこれで帰るね。母さん、今日はパリにも行ったし・・・」と言いかけて、
「あーー!! パリじゃなくて、パーマやさん!」

母がパリに行く?
想像しただけでおかしくて、叔母が笑い転げている。

叔母が
「あぁ、良かった。わたしらみたいな年寄りが間違うだけじゃなくて、○○子みたいな若い人も間違うってわかって」とお腹を抱えて笑っていた。
このところトンと耳が遠くなった母は後ろでわたしが言った言葉など聞こえていなかった様子で、テレビの画面に釘付け。
苦笑いしながらわたしは「母さん、そのままでいいから。今日は見送りなしねと言ってさよならした。

あぁ、それにしてもパーマやさんとパリ、一体その二つに共通するものはあるのか?
パ、という言葉だけでパリが口に出た今日のわたし、この頭のなかを覗いてみたいものだわ。