心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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そんなことちっとも考えてもいなかったよ

2016年06月08日 | ほんのすこし
今回のドラマの中でわたしの一押し『重版出来!』


夕べ第9話放送。
放送前は録画していた2時間サスペンスを見ながら怖い場面のときはパソコンに向かい、そろそろ始まるなあと思ってテレビ画面に切り替え。
でも・・・ わたしの癖が。
わたしは好きなものを後に残すタイプ。
たとえば、子供の頃大好きな卵焼きが出ると最後の最後に取っておいておもむろに味わいながら食す、そんなタイプ。
なので、いつも大好きなドラマはリアルタイムじゃなくて後で録画したものを見ている。途中でトイレに立って見たい場面を見逃すこともないし、CMを飛ばしてストーリーに違和感なしで入り込める。だからね、夕べも時間ぎりぎりまで待っていたのにやっぱり録画で見ようって思ったんだ。

で、まだ見ていない番組があってそっちを先に見ていたら、よく考えたら『重版出来!』は午後10時からの放送、終わるのは11時になってしまう。寝る時間になるじゃないか。
そう考えたけど後の祭り。もう番組は始まってる。途中から見るなんてこと絶対無理、無理。
仕方が無いので11時過ぎに録画を見る。明日ゆっくり見ればいいのに、そこはもう待ちきれない(笑)。

今回はオダギリジョーが演じる五百旗頭(いおきべ)中心。オダギリジョーこの役似合うね~。はまり役だなって思う。
ライバル社の見坊に嫌みたっぷりに言われても言い返せない。わたしが代わりに言ってあげたいくらいだったよ。漫画家さんのことを思ってやったことなんだ! って。
でも通じていなければなあ。思いって自分でいいと思ってても、相手に伝わっていなければ誤解も生じるしね。世の中にはそんな誤解がたくさんある。言葉足らずの結果が人間関係の消滅だったり。
でもいおきべさんの熱意はきっと離れていった漫画家さんに伝わる気がする。

心が担当している新人作家、子供の頃に虐待にあったことで極端に女性に対する態度が違うけど、演技が凄いね。
中田伯役の永山絢斗さん、これから注目だなあ。
それにしても彼の描く漫画の雰囲気というか世界観が『進撃の巨人』に似ている気がするのはわたしだけ? 

録画を夢中で見ていると、最後に現れた画面に・・・ なんと、来週は最終回とな!!

えっ!! まるっきり考えてもいなかったよ。
最終回ってどゆこと?
一瞬、目が点になる。

ハッとして気がつく。
韓国時代劇じゃないんだよ。第60話や100話なんてドラマじゃないんだよ、と。
ドラマクールには始まりがあれば終わりがある。

あぁ、そうだった。すっかり忘れていたよ。
このドラマにも終わりがあるんだってことを。

そのとたん、虚無感が襲ったね。
がっくりきちゃって。

最終回、待ち遠しいけど悲しいような。
まだまだ続いてほしいよ。だっていおきべさんの離婚話とか、心の恋の行方(まだ恋にも至ってないけど)とか、ライバル社の見坊とのからみとか、ムロツヨシのその後とか、なんだか出演者のこともっともっと知りたいし。漫画のネームとか出版社の現場とか、あぁとにかくまだまだ見ていたいのよ。
それがもう見ることができない。来週が過ぎれば。

がっくりきちゃって寝るに寝られず。過去の録画を探して適当に選んだら。『天皇の料理番』、これは佐藤健主演で人気があったらしいけど、第一話を見逃したら後は見る機会がなく録画をずっと取っておいた。それを見始め、あれ? 黒木華さんが出てるじゃないか(今頃気づく)。
やっぱり演技うまいなあ。
でも、わたしはこっちの『重版出来!』の心役がもっと好きだな。
そんなことを思っていたら、(最終回が待ち受けてるという)悲しみが少しずつ癒えていった。

朝のウォーキング、なんのことはない最終回はどうなるのかそのことばかり考えて終わった。
来週を待とう。楽しみに待とう。期待感を込めて待とう。
仕方が無い、これが日本のドラマの宿命だ(笑)。

※※※

『天皇の料理番』って面白かったんだね。なんで見なかったんだろ。

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