ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

Radio Clash (MOJO Magazine) / Various Artists

2017年01月13日 | 雑誌付録CD

Radio Clash (MOJO Magazine) / Various Artists (2004)

英音楽誌「MOJO」の2004年9月号の付録CDはクラッシュ(The Clash)特集。2004年というと1979年の名盤「London Calling」の25周年記念盤が発売された頃なので、そのタイアップ特集だったのかも(CDだけの所有で雑誌がないので分からない)。収録アーティストと曲はこちら。

01 Mikey Dread - Saturday Night Style
02 The Last Poets - On The Subway
03 Sam & Dave - Hold On! I'm A Comin'
04 Lee Hazlewood - Run Boy Run
05 The Tennors - Ride The Donkey
06 I-Roy - Black Man Time
07 Warren Miller - Everybody's Got A Baby But Me
08 The 101'ers - Sweet Revenge
09 Television Personalities - Part Time Punks
10 Janie Jones - House Of Juju Queen
11 Tommy Steele - Singing The Blues
12 Thea Gilmore - I'm Not Down
13 The Spencer Davis Group - Every Little Bit Hurts (Live)
14 The Rulers - Wrong Em Boyo  3:20 
15 Joe Strummer - White Man (Live At The 100 Club)

自分の知っている範囲で、01はプロデューサー&共演者、08はジョー(Joe Strummer)の前身バンド、10はクラッシュがバックを務めた共演者、12、13、14はクラッシュがカヴァーした元曲、15はジョーの未発表ライヴ、他はミック・ジョーンズ(Mick Jones)とポール・シムノン(Paul Simonon)がセレクトした影響を受けた曲(01~07がそうかな)のよう。

レゲエとロック(パンク)の音楽的融合に、真の意味で成功していた数少ないバンドのひとつであるクラッシュだけに、影響を受けた楽曲にもレゲエ・ナンバーが入るし、ちょっと意外なソウル・ミュージックからの影響もなかなか興味深い。ジョーの前身バンド「101’s(ワン・オー・ワナーズ)」はパブ・ロックだが、ヴォーカルはもうしっかりパンク色になっている。その昔、このシングルを随分探して買った覚えがあるのでレコード棚のどこかにあるはず。カヴァーの原曲を聴くと、クラッシュのカヴァー能力の高さがよく分かる。どれもストレートなカヴァーなんだけれど、しっかりクラッシュの曲になっている。最後のライヴは詳しいクレジットが無いので、いつ頃のライヴか分からない。若かりし頃と比べて随分丸いが、過ぎた時の長さと、彼がもうこの世に居ないことを思うと感慨深い…。 


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ききょうや食堂 (2) @岐... | トップ | 虎屋 @岐阜県岐阜市 »

コメントを投稿

雑誌付録CD」カテゴリの最新記事