円頓寺商店街の手焼きあられの店「ゑびすや(えびすや)」へ。店は洋食屋「はね海老」のすぐ隣。アーケードの下だが、その隣は更地になっている。創業は昭和23年(1948)だとか。店頭のワゴンにいくつか菓子が並んでいたが、中へ。少々雑多な感じのする店内には小袋に入ったあられ類、菓子類の他、ショーケースには缶入りの進物用あられも。今ではあまり見ないが昔は進物として化粧缶に入ったあられが重宝されたようだ(そういえば多治見市にもあったな)。
とても気のいい主人に「特製ゑびすあられ」を包んでもらう。と言ってもこの日はビジネスバッグだったのでほんの小さいパック。おまけに「うまい棒」を1本くれた(笑)。全て手作りだというあられはしっかり硬いタイプ。短冊形で海苔が巻いてある。歯応え良く、キリッとした醤油味で濃いめの味付け。量からすると少々値が張るが、旨い。これには”ちんちん(とても熱いの意)”の熱いお茶が必須だ。(勘定は¥500)
↑ アーケードで見辛いが建物をよくみると近代建築らしい意匠が見て取れる。「のざきシャツ」(写真上左)、「お茶の松月園」(写真上右)。共に円頓寺本町商店街にて。
↑ 今では名も無き建物だが、よく見ると白い部分は豆タイル、2階の木枠の窓は歪んだ模様の「菱モール(旭硝子製)」が入っている。円頓寺商店街にて。
菓舗 ゑびすや (えびすや)
愛知県名古屋市西区那古野1-20-37
( 那古野 なごの 円頓寺 えんどうじ 円頓寺商店街 円頓寺本町商店街 お土産 名古屋名物 あられ 煎餅 せんべい アーケード街 近代建築 昭和 ガラス 硝子 )
ハリーさんの記事に円頓寺商店街の店が
多少おおく拝見することがあって気になっております。
ほとんど入ったことがない店ばかりですが。
現在、僕の通勤は「円頓寺商店街の一部」~
「国際センター駅」を通りますのでね。
「大須商店街」のようにここも再開発をがんばって
ほしいものですね。
>円頓寺商店街
最近は特に創業が古い店を重点的に廻っていますので、必然的に
ここのような古い商店街に惹かれてしまいます。でも何年か前に
初めてここを歩いた時は”終わった”感が強かったのですが、
ここ最近は若い人達の店も増え、路地の中にも古い建物を利用した
新しい店が増えましたので活気が出てきたように思います。
>通勤
ムンドリさん、ここを通ってらっしゃるんですね! 自分だったら
寄り道ばっかりしちゃいそうです(笑)。