ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

そば松 @愛知県稲沢市

2020年01月25日 | 愛知県(尾張・老舗)

年が明けて愛知県稲沢市の「はだか祭」で有名な「国府宮神社(尾張大国霊神社)」の前を通ると、まだ初詣の人出が多く、参道には出店も沢山出ていた。昼食に名鉄国府宮(こうのみや)駅からすぐの所にある麺類食堂「そば松」へ。創業は昭和22年(1947)と戦後すぐだそう。ちょうど1年くらい前にギリギリ中休みの時間になってしまい、入れずに近くのとんかつ屋「スエヒロ」に変更したことがある。店に辿り着くと、外にはすでにカレーの香りが漂っていた。こちらは外壁に大書きされているように「カレーラーメン」と「カレーうどん」で人気の店。中に入るとテーブルが6つ程とカウンター席。賄っているのはさほど年配ではないご夫婦(たぶん)。カウンター席に座り品書きを眺める。この時点で店内の先客8人のカレー率はなんと100%(笑)。注文を待っていた人に配膳された物もカレー。圧倒的な人気だ。自分は正直「カレーラーメン」ってあまりそそられなかったのだが、この香りを嗅いで、厨房内の麺箱に中華麺の玉が沢山入っているのを見ると、ついメニュー先頭の「カレーラーメン」を注文してしまっていた。

しばらくしてカウンター越しに直接渡された「カレーラーメン」はコーンの他に、蒲鉾、葱、揚げ、かしわ等の具材が全て小さくカットされて入っている。カレーの下から引きずり出した麺は細縮れ麺。ゆるめに茹でてある。肝心のカレーはとろみがあるが、麺類食堂でありがちな和出汁の餡にカレー粉を溶いて片栗粉でとろみをつけたというよりは、一般的なカレーに近い小麦粉のそれのよう。辛さは強くなくバランスがいいので次々と啜っていける。ご飯を付けている人が多かったが、分かるなァ…。もう止めようもう止めようと思っても、ついレンゲで残ったスープをすくって口に入れてしまい、結局ほとんど口に入れてしまった。歴史ある店で創業当時からカレーの品があったのか、どんな経緯でこの店の筆頭メニューが”カレー”になっていったのか知らないが、次はカレー以外の物も…、でもまたカレー頼んじゃうのかなァ。(勘定は¥650)

 


 

↓ 店の裏手の用水沿いにあった隅切り屋根のある住宅(建築詳細不明)。敷地も広く、何となく古そうな佇まいの素敵な家屋。

 

 


 

 

名代 そば松

愛知県稲沢市国府宮2-2-6

 

( 稲沢 いなざわ 国府宮 こうのみや そばまつ 蕎麦松 中華そば ラーメン カレーうどん 麺類食堂 大衆食堂 丼物 蕎麦 近代建築 )


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