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ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

三七福 @愛知県半田市 (※閉店)

2018年11月07日 | 愛知県(三河)

朝もはよから半田市内を散策し、更に碧南市まで足を伸ばしたある秋の休日。もう後は帰るだけだが、時間が中途半端(午後4時)だったので夜営業が始まっている店はまだほとんど無い。念のためにスマホを使って調べてみたら、居場所からすぐ近くでいい感じの店を見つけることが出来た。東本町のぎょうざの店「三七福」。創業は昭和40年(1965)だとか。すぐ近くには「國盛」で有名な中埜酒造がある。何とも素っ気ない外観の建物に入ると、こんな時間にも関わらず先客は2組4名。その後にも持ち帰り客が続々と出来上がった品を取りに入ってきた。壁に貼られた品書きには餃子の他には焼そば、それに炒め物がある程度。まずは瓶ビールを。そして「ぎょうざ」をお願いする。

大きなカウンターの中では年配の主人が黙々と調理をしている。ぎょうざの調理はフライパン。キリンのラガーで喉を潤していると「ぎょうざ」が平皿に盛られてやってきた。その数10個。やや焦げ気味くらい強めに焼かれている。小皿にたれを落としてパクッと。皮がカリッとしていて旨い。小ぶりなのでいくつでも食べられそう。こんなにビールにぴったりの餃子なのにこの店の閉店時間は8時だとか(早いなァ)。この日は食べ歩いたのでビールだけでお腹がいっぱいになってきた。本当は「にらいため」と「ネギマ」がすごく気になっていたんだけれど…。ぜひ次の機会に。(勘定は¥1,120)

※閉店されたそうです(2019年現在)

 


 

↓ 「國盛・酒の文化館」(建築詳細不明)。創業弘化元年(1844)という中埜酒造が実際に酒を醸していた酒造を改造して作られた博物館。

 

↓ 「おとうふ湯葉いしかわ半六邸店旧・中埜半六邸)」(明治22年・1889・建造)。取り壊しの危機にあった建物を遺して、現在はカフェとレストランが入って営業しているようだ。

 

↓ 国の登録有形文化財に指定されている「万三商店(マンサン)・小栗家住宅」(明治元年・1872・建造)。醸造業を営んでいた家で今でも一般住宅らしい。建物全体に格子が並ぶ姿が印象的。

 

↓ 久しぶりに訪れた半田市内には運河沿いの大きな会社の建物(写真下)以外にも街中に黒塀の建物が多く残っていて素敵な街だった。

 

 


 

ぎょうざの店 三七福

愛知県半田市東本町2-10

 

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