ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

馬酔木 @愛知県一宮市

2022年06月10日 | 愛知県(尾張)

愛知県一宮市の「真清田神社」近くにある喫茶店「馬酔木」。読めない(笑)。外看板のふりがなを見ると「あしび」とある。調べてみるとツツジ科の植物名だそうで「あせび」とも読むらしい(植物名に疎いので全然知らなかった)。この日は軽く食事がしたいと思って開け放してある入口から中に入る。入ってすぐ店内に食品サンプルの並んだショーケースがあるっていうのは珍しい。黒いビニール張りのソファ・テーブルに腰掛けてメニューを眺める。食事メニューも洋食、定食、丼物となかなか豊富。「お好み焼き」や「ぜんざい」「そーめん」まであるようだ。さすが、東海地方の喫茶店は”喫茶”の範疇を軽く越えてくる(笑)。いろいろあるので迷ったが「カレー焼うどん」という見慣れない品が気になったのでお願いした。

しばらくして四角い木製プレートの上の丸い鉄板に盛られた「カレー焼うどん」が登場。鉄板スパゲティーのように玉子液が敷かれている。具材は豚肉、キャベツ、ネギ、人参といったところ。うどんはアレだけれど、カレーの辛さもしっかりとあってなかなか旨い。卓上のソースもちょっとかけたりして熱々を平らげた。次は好物のオムライスかイタリアンスパゲティーか。でも実は一番気になるのは「そーめんセット(ライス、やっこ付)」なんだよな。素麺にご飯と豆腐って一体…(笑)。(勘定は¥600)

 

喫茶 馬酔木(あしび)

愛知県一宮市本町1-1-32

 

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5 コメント

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Unknown (南田神田)
2022-06-10 17:43:54
こんばんは、お世話になってます。
こちらは1970年代初期から見覚えがあります。真清田神社東側の「尾関屋」とここが神社界隈の喫茶店の老舗代表的存在です。
あと、ちょっとわかりずらいけど、一宮駅から東に入った本町三丁目の「キムラコーヒー」は大正時代の創業だとか。
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Unknown (ハリー)
2022-06-10 20:21:40
南田神田さん、こんにちは。

>キムラコーヒー

えーっ、あそこがそんなに古い店だとは! せいぜい昭和40~50年代頃かなと思ってました。
それは是非行ってみないと。貴重な情報をありがとうございました。
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Unknown (南田神田)
2022-06-10 23:35:22
ごめんなさい、いま気づきました。
真清田神社の東側の老舗喫茶店は「大関屋」でした。すみません。
あのあたりの真清田神社外壁の崩れっぷりが歴史ですね。
「旭美屋」の近く、名鉄バス浅井バス停前の「森医院」の内側の建物もかなり古いものが残っています
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Unknown (南田神田)
2022-06-10 23:45:02
さらに追加で大変申し訳ありません。
キムラコーヒー、中日新聞の記事だと1951年創業になってます。どこかで大正期だと聞いたのですが…

https://www.chunichi.co.jp/article/481124
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Unknown (ハリー)
2022-06-11 06:49:45
南田神田さん、こんにちは。

>大関屋

以前に一度入ったことがあります。あそこは戦前創業でしたね。

あの真清田神社周りの店が全部埋まっていただろう頃なんて相当賑やかだったんでしょうね。
私の家の近くの寺も昔は毎月数度「市」が立っていて、参道にずらっと露天商が並んでいたのですが、
次第に寂れて無くなってしまいました。あの頃の活気は今思うと不思議なほどですね。

>「森医院」

マップで確認してみましたが物凄いお屋敷ですねー。ぜひ今度立ち寄ってみようと思います。
ありがとうございます。

>1951年創業

それでも昭和20年代ですか。すごい歴史です。訪れるのが楽しみになってきました。
いつも貴重な情報をありがとうございます。
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