滋賀の木之本の北国街道沿いを散歩。立派な「木之本地蔵院」(浄信寺)境内を巡った後は街道沿いにある「ダイコウ醤油」へ。創業は嘉永5年(1853)で現在6代目という歴史ある醸造所だ。この木之本の地には他にも酒や醤油の醸造所がある。風格あるガラス木戸を引き店内へ。最近の若い方が後を継いでいる老舗はどこも店内ディスプレイは洒落ているし、商品開発にも積極的だ。こちらにも醤油の他に塩や菓子、それに酒屋の前掛けを利用したバッグなど面白い物が並んでいた。購入したのはラベルに”あまいろ”とある醤油の小瓶(写真下)と、「甘じょっパイ」と名付けられた菓子。
「あまいろ」は濃口醤油で、杉樽三年仕込みの諸味を使用しているのだとか。早速帰ってから刺身や豆腐で味わってみた。とても香りの良い醤油で、名前からかなり甘いのかなと思っていたがそうでもなく、しっかりとしたコクがあるが主張し過ぎないので、使い方を選ばずなかなか使い易い。こういう土産で買う調味料はあまり主張が強いとなかなか減らず、冷蔵庫の中で眠ることになるからね。「甘じょっパイ」は砂糖と醤油を使ったパイ生地の焼菓子。近くの「角屋」の名前が入っていたのでこの店で作っている訳ではないようだ。醤油を使ってある菓子なのでこちらの醤油を使ったコラボ商品か何かだろうか(※そのようです)。醤油の味は強くないが、ほんのりと香ばしくて美味しい菓子だった。(勘定失念)
↓ 「ダイコウ醤油」の主屋は国の登録有形文化財に指定されている。
滋賀県長浜市木之本町木之本1137
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