母を連れて滋賀県長浜市の木之本町を訪れた際、北国街道の通り沿いを散策していると母が「私ここテレビで見たわ。ちょっと買って帰りたい。」と言うので店に入ることに。相変わらず食べ物には好奇心旺盛(笑)。店の前は相変わらず人の出入りが多く、路上駐車していく車がひっきりなし。道幅が狭いので歩いていると結構危ない。歩みの遅い高齢者を引き連れて店内へ。店内ではパンこそたっぷりと陳列されていたが、レジに行列が出来る繁盛ぶり。相変わらず凄いなァ。母はもちろん「サラダパン」を。自分は食べたことのなかった「ランチパン」を購入した。
駐車場まで遠いので母を待たせて車を取りに走り、母をピックアップして木之本を離脱。長浜市街方面へ向かう車中で「ランチパン」を味見。長細い揚げパンの中に半割りにした魚肉ソーセージが入っていた。ここらしいチープな味わいだが、これが何とも”憎めない”味。今の若い人達がこういうパンを食べて”懐かしい”とは思わないだろうが、自分達世代だと、商品そのものは今まで食べたことないはずなのに、やはり「懐かしい」と言ってしまうパンやソーセージの独特の味わい。そういえば母に「サラダパン」の感想を訊くのを忘れたな…。(勘定知らず)
↓ 店の向かいにある「竹内薬館(本陣薬局)」(建築詳細不明)◇。漢方を扱う薬局で現在の店舗は駅側にあり、明治26年(1893)にこちらの22代目が政府認定の薬剤師第1号なのだという歴史ある店の旧店舗。前に来た時は修繕工事の最中だったと記憶するが、すっかり整い、尚且つ風情はしっかりと再現されていた。風格ある薬の木製看板が並んでいる。
滋賀県長浜市木之本町木之本1105
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