ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

こぶた @岐阜県岐阜市

2018年08月07日 | 岐阜県(岐阜)

以前に岐阜市福光の中華料理店「中華楼」に行った時に、近くにお好み焼と焼そばの店があるのを見付けて、別の機会に訪れてみた。店名は「こぶた」。建物はまだ新しそうだが昔からここでやっていた店なのかどうかは知らず。中の様子はよく分からなかったが、持ち帰り専門の店でもいいやとドアを開けてみた。中はカウンター席5つ程と小上がり席(使用していなかったが)があって中でいただくことが出来るようだ。店内もまだ新しく、年配のご夫婦でやっていらっしゃる。メニューを見て「きゃべつ・ねぎ」の「肉」を注文(お好み焼が「きゃべつ・ねぎ」「ねぎ」と表記されていて入れる具材を更に選ぶようになっていた)。ちょうど持ち帰りの客が来て小窓から受け取っていた。

女将さんによって調理されて平皿に盛られたお好み焼はフルサイズのものが半分に畳まれている。この地方で外で食べるお好み焼のかつての標準は関西風の混ぜ焼きではなく薄焼きタイプ。若い人なら焼き方を見て”広島風”と思うかもしれないが麺はもちろん入らず、それを半分に折り畳んで持ち帰り用に銀紙に包んで提供する店が多かったと記憶する(ただ我が家においては母方が大阪なので事情はもう少し複雑・笑)。現在はチェーン店などの台頭で”関西風”と”広島風”が浸透してしまっているが、古い人間にはこの”東海半分折りタイプ”がやはりしっくりくる(でも実は自分ち周辺ローカルだったりして)。たっぷりと甘めのソースが塗ってあり、もちっというかとろっとした生地で旨い。キャベツが細かく刻んであるのもこの辺りらしさがある。ビールでも呑めれば最高だが車があるのでそうもいかない。次はお好み焼と焼そばを持ち帰ってみようかな。(勘定は¥400)

お好み焼 焼そば こぶた

岐阜県岐阜市福光西2-12-8

 

( 岐阜 ぎふ こぶた お好み焼き おこのみやき 焼きそば やきそば 持ち帰り テイクアウト 一銭洋食 )

コメント
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