ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

春風荘 (2) @名古屋市中区・鶴舞

2018年08月12日 | 名古屋(中区)

やや遅めの昼下がり。ゆっくりと腰を落ち着けて静かな店で軽く呑みたい時は…蕎麦屋。でもこのご時世、歴史ある店でも一様に中休みを取る店ばかりになってしまった。蕎麦屋で呑むのには繁忙時間を避けたこの時間帯が一番なのに…。でもそんな時に鶴舞に居たら迷わず「春風荘」へ。ここは中休み無し(分かってらっしゃる)。駅から少し歩いて店に着くと、ムムッ、入ってすぐのテーブル席はほぼ満席。案内された大きいテーブルは相席だが仕方がない。フロアーはなぜか若いのが多くてちょっと浮ついた雰囲気。めげずに酒(〆張鶴)を注文。「じゃこ天」も一緒にお願いした。

〆張鶴は大きめの陶器の片口で運ばれた。そしてこちらでのお楽しみ”お通し”はいつもの豪華な刺身他の盛り合わせ。この日はまぐろ中トロ、鴨スモーク、雲丹、数の子、トリガイ他の豪華なもの。もちろんそれぞれ小さな切りでひと口だが、それがイイ。ちょっと酒が高いかなと思っても、このお通しが出てくると「安っ」となるから現金なもの(ただし2杯め以降には付きません)。酒がおまけになってしまっているが、チビチビとつまみながらやる幸せ。「じゃこ天」はかき揚げでなく愛媛などで見られる練り物、いわゆるさつま揚げ。もちろんこれも日本酒にはぴったり。あー、ウマイ。しかし…

相席の隣の男、齢30半ば位だろうか、だらしない姿勢で足を組み、共用のテーブルの上に携帯電話を置いている。それだけでカチンとくるが(携帯電話って思っているよりも汚いモノです)、「キンコーンッ!」と店内中の人が振り向く程のかまびすしい音を立てた。おいおい、LINEの着信音だか何だか知らないけど切って欲しいなァ、周りは他人なんだから…。するとまた「キンコーンッ!」。ほら、すぐ切ればいいのに、音デカいよ…。またしばらくすると「キンコーンッ!」。…な、なぜ切らない? 「キンコーンッ!」。…あ、阿呆なのか。しかも蕎麦が運ばれてから、かかった電話に出て中座して外に出ていく…。なんで蕎麦屋へ来た?。もうこんなのが普通になっていくのだろうか…。せっかくの幸せな時間が台無しに。

でもせっかくのたまにしか出来ない昼酒タイム、”締め”無しには席を立てないので「せいろ」を追加。量はあるが少し短い切りの蕎麦。濃いめのつゆに漬けて手繰る。ここは薬味もケチらない(分かってらっしゃる)。丸のままの本山葵に鮫皮おろし、大根おろし、唐辛子、刻みネギに大根の皮を使った漬物と、もう1本追加したくなるような豪華さ(笑)。蕎麦湯もサラッとしたものに加えて、ボトルに入ったポタージュ状のものも付いている(分かってらっしゃる)。素早くしっかりつゆの最後まで味わって、件の野郎よりも早く店を出た。(勘定は¥2,400程)

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春風荘

愛知県名古屋市中区千代田3-31-20

 

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