ハリーの「聴いて食べて呑んで」

日々増殖を続ける音源や、訪問した店、訪れた近代建築などの備忘録

武馬屋 @名古屋市東区・車道

2016年09月10日 | 名古屋(東区・北区 老舗)

 

戦前から営業している店だと噂に聞いてやって来たのは、車道商店街を少し入ったところにある「武馬屋(ぶまや)」。以前は通りに面したところに店があったらしい。周辺は道路の拡張などで空き地や駐車場になった土地が多いので、移転して店を新しく建て直したのだろうか。休業日を知らずに、以前数度振られていたが、やっと店に入ることが出来た。緑色の暖簾をくぐって店の中に入ると、鉄板を囲んだカウンターだけのこじんまりとした店内。中には女将さんがひとり。先客は定食を食べている人、お酒を呑んでいる人が数名。様々な定食があり、メインの品の他に、ご飯、赤だし、それに小鉢も付くようだ。おでんなんかも置いてあり、品書きが豊富なのでどれにするか迷ったが、まずはとりあえずオーソドックスな「焼きそば」の肉玉、並サイズを単品で注文した。壁の短冊に書いてある品々を、ちょっとづつ注文しながらビールでも呑んだら幸せだろうなァ(ちなみにこの日は残念ながら運転あり)と妄想しつつ、鉄板での調理を見守る。

目の前で手際良く進む調理を見て楽しみ、皿に盛られて焼きそばが置かれた。ごくシンプルな仕上がりで、別に容器に入ったソースも置いてくれる。上にのったきれいな目玉焼きを少しずらして麺をすする。ソースを添えてくれただけあって、思った通りあっさりとした味付け。青海苔と刻み紅生姜が振りかけられた麺は細麺で、ソースはどこの銘柄か分からなかったが、途中でかけ足したり、玉子の黄身を潰して混ぜたりして楽しんだ。涼しくなったら、まずおでんで一杯やって、後から何かつまみを焼いてもらい、また呑んで、焼きそばで締めるっていうのをやってみたいなァ。こんな店が近所にあったら大変なことになってしまうゾ(笑)。(勘定は¥450)

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お食事処 武馬屋 (ぶまや)

愛知県名古屋市東区葵2-9-8

 

( 車道 くるまみち 車道商店街 ぶまや 焼きそば 焼そば お好み焼 おこのみ焼 おでん 食堂 戦前 )

コメント
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