「情熱大陸」(MBS)を観ました。
ジャーナリストの田原総一郎さんでした。
面白そうだな、と思っていたのですが。
全然面白くなかったです。
何が狙いか分からない、
何の議論も深まらない。
しかし番組中に田原さん自身が
「面白くないと思う」と断言したのが
まさに当たったわけです。
そこのところはさすがだな、と
思ったまでです。
民放で、密着取材する番組って、
殆ど無いわけじゃないですか。
何しろおカネがかかるから。
だからこういう番組は貴重であると
重々承知したうえで。
もっと狙いを持って、テーマを持って
やって欲しいなぁと。
狙いもテーマも無いというのは
よく言えばヤラセや偏向が無いとも
言えるわけではありますが。
番組中に激論するディレクターが、
密着しないと欲求不満になると
語っていたのですが。
別に観ている方は欲求不満じゃない。
テレビでいつも観るのだから。
そうではなくてもっと普段の働きっぷりや
哲学などの考えを聴きたい。
観て面白かったのは、本の山に
朝食を乗せることだけ。
なんっも面白くなかったです。
だからこそ、もう一度
編集をやり直して欲しい、なんだったら
じっくりと取材をやって欲しいと
強く願うのですが。
もっと、ディレクターと激論というか
喧嘩するような所を一番観たいわけです。
議論を重ねて、密着取材とは何かを
示して欲しかったように思うわけです。
そういうシーンが断片的だっただけに、
惜しいような気がするのです。
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