「世界ふしぎ発見!」(TBS)の感想を書くのは
半年ぶりになってしまいましたなぁ。
毎週見ているのですがね、なかなか書く余裕が。
それでも久々に書こうとしたのは、
今回はいつも以上に面白い!と思えたからなのでした。
ローマの地下には古代都市が
眠っているというのは知っていたけれども、
モザイク画が綺麗に残っているのを観ると、
当時の時代の空気感を今も味わうことが
出来るということに感動してしまいました。
ローマいいですね、行きたくなります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_4.gif)
ローマ帝国が繁栄したのは、
高度な建築技術や灌漑技術のみならず、
小麦の管理保存や分配といった
最低限の食料の保証をしたことだという。
これを今の生活保護と見るよりかは、
それよりも優れている制度のように思えた。
どうだろう、現行の生活保護も、
たんに現金を支給するのではなく、
一部をコメ支給にするのはどうか。
効果の程は知れるが、少なくとも、
日本のコメを買い、支給するという仕組みが
一部にでもできれば、少しは食糧自給率に
貢献できるというものではないか。
そんな生半可な案が頭をよぎった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hamster_4.gif)
ナスカの地上絵をどう描いたか。
小さい絵を描いて、糸などを使って
拡大して描くという説が有力だった。
そしてそれをアナウンスしていたのが
この番組だった。
それを自ら覆し、新説を紹介した。
このことについて色々と意見があるかも
しれないけれども、逆にだからこそ
考古学は面白いと思った。
その新説は、歩数で距離感を掴んで、
あとは片足で地面を引っ掻いて描く方法。
現代において、そうやって描く人がいたことが
新設提唱のきっかけという。
そもそも、ナスカの地上絵が描かれた理由を、
文字を持たなかった文明がどのように文化を
伝承していったかという認知心理学の視点で
求めようとするところに、一番関心を抱きました。
考古学とは、考古学者だけの仕事ではないのだ。
環境考古学も提唱されているように、森林を勉強する
者だって、考古学に携わることが出来るのだ。
そのためにも、普段から個文明について興味関心を
抱いておくことが肝要か。もっと歴史に興味を持ちたい。