BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
ブログ1、3、4に載らない
「その他」がメインのブログ。

【流儀】夢実行までのプロセス

2006年08月24日 | テレビ

 今回の「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)は、半導体ベンチャーメーカーの飯塚さんでしたね。
 HPを見たのですけれども、ちょっと番組内容とは違ったり、番組では言わなかったようなことも書いてありますね。まぁ、2倍楽しめるからいいのですが。

 今回のタイトルが「リスクをとらなきゃ、人生は退屈だ」となっていますが、どうも、飯塚さん本人はそう思ってはいらっしゃらないようですよ。
 リスクはとりたくてとっているのではなく、とらざるを得ないのだ、「リスクをとることは目的ではない」といっておりますからね。
 しかしながら、「リスクは夢をかなえるためにはしょうがない」ものだと、おっしゃられています。「夢」をかなえるために、ハイリスクは見破って避けつつも、たくさんの困難を抱えていかなくてはならない。
 だから、題名は間違っているんですよ。「リスク」が目的になっちゃっていますから。「夢をかなえなきゃ、人生は退屈だ」。これが、真の題名ではないでしょうかね。

 題名こそ間違ってはいたものの、しかし飯塚さんの信念と言いますか、生き方には感銘するところが多々あり、またしても多くのものを得たように思いました。
 HPに書いてある「プロとは」の答えとは若干違うのですが、番組中「プロとは」の問いに、こう答えていらっしゃるのですよ。

 将来の夢を把握して、提示して、実行できる。

 将来の夢に向かって今何をすべきかを考え、そして今何を実行しているか。よく、夢をかなえるためのプロセスが注目されがちなのですが、ここで傍と気がついたのは、己の夢は明確なものか?ということです。
 己の夢の姿を、しっかりと突き詰めて描ききれているか、青写真のまま詳細設計まで進んでいないのではないか。夢に向かって、とか言いながら、その夢は実はぼんやりとしていて、ある程度の軸はあるのでしょうが、ゆらゆらと揺らめいて、つかみ所の無くて、その結果自分の中に妥協とか迷いとかが生じてしまうのではないかな、と思ったのです。

 明確な夢を持っているかどうか…、それは、「提示」することにより、確かめられるのではないかなと思うのです。
 自分が持っている夢を、他人に上手く説明できるのか、そして上手く伝えられるのか。それが出来なくては、自分の夢はぶれている。
 そして他人から見て、自分の夢への問題点や欠点、あるいは矛盾点はないか、伝えてもらう。そういうフィードバックの効果も期待できるのではないかな、と思ったりもしました。

 確かに今の自分の中にも、夢が幾つかあるけれども、それがしっかりとした、軸のあるものであるか、今一度ゆっくりと考えてみよう、と決意しました。
 夢を叶える前に、まずその夢をしっかりと把握しておかなくては。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿