BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
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「その他」がメインのブログ。

【流儀】もらい泣き

2006年09月14日 | テレビ

 今回の「プロフェッショナル 仕事の流儀」(NHK)は、脳外科医の上山先生でした。

 今まで失礼ながら存じませんでしたが(といっても、毎回毎回存じぬ方が殆どではありますが)、全国から手術の依頼が来るほど、相当に有名な方なのですね。北海道の病院なのに、全国各地からひっきりなしに外来患者さんがやってくるというのです。
 そして1日に40回以上もの検診、1年で300回以上もの手術を行うという、その多忙ぶりは、もはや脱帽以上のものがあります。

 でもここで、少し心配したことがあったのですよね。
 ここでこうやってテレビで紹介されることによって、またさらに、手術の依頼者が増えてしまうのではないか、ということです。
 そうなるともう、この先生には、1分たりとも休みという時間が悉く奪われてしまうのではないかと思うのです。そんなに働かせてはいけませんよ。労働基準法を優に違反していますよ。

 そして先生の「苦い」過去の記憶が紹介されました。
 困難な手術に失敗し、家族に土下座。しかし家族は、「信頼した人の結果だから仕方がない」と受け入れられた。このときの先生の悔しさが、スタジオでの涙となったわけです。見ていて、もらい泣きせずにはいられませんでしたよ。
 自分を信頼してくれた人を、結果的に裏切ったことの辛さ。
 もう、「約束」とか「信頼」という言葉の、普段での用い方では遥かに及ばぬ、深いものを感じますね。「信頼」するとはどういうことなのだろう。それを果たすとはどのような態度で示されるものなのだろう。
 手術の失敗で、唯一つの命が失われただけでなく、その信頼とか約束とか、そういうものが色々と失われたわけでしょう。壮絶ですよね。

 実に医者というのは、様々な重圧を受ける職業なのだなぁと思いましたね。
 そして最近はよく裁判沙汰になったりとかするわけじゃないですか。
 でもそれらの要因となる糸を辿っていくと、それは医者と患者間もしくは家族間の、信頼の度合いなのかなぁとも思うのですよ。
 医者は本当に、誠心誠意を込めて、全力で手術に当たってくれたのか。そこの信頼関係がぶれたり崩れたりしたとき、裁判、と言う形になるのかもしれないなぁと思うのですよ。
 もし本当に、100%の力を尽くした上で手術に失敗しても、最終的に家族側は諦めると言いますか、納得されるはずですものね。

 それにしても医者は忙しいしリスクも高い。
 よく医者は高給だとかなんか言われているわけですが、なんだか全然割に合わないような気がしますね。
 ワタクシだったら100%無理ですよ、憧れもしない。
 我々はもっと、医者の負担を減らすために、また本当に手術を必要とする人のために、健康な体作りに励まないといけないと思うのですよ。最近多発する事件のように、命を大事にしない風潮を改善する必要も然りです。

 まぁとにかく、この番組見て初めて泣いた回でした。


すずむしさん

2006年09月14日 | 凡日記

 今、鈴虫の声が、外から聞こえてくるのですよ。
 高い音でジリジリジリジリ、と鳴く奴もいれば、ジーッ、ジーッと鳴く奴や、ときたまリリリリンっと鳴く奴もいるわけです。表現が乏しくてすいませんけどね。
 とにかく様々な鳴き声が、耳の奥の鼓膜にぶつかってくるわけでございます。

 昼は蝉の大合唱と来れば、夜は鈴虫たちの大合奏でございますよ。
 まさに自然界のオーケストラですよね。これを無料で聞くことが出来るのだから。後で料金取りに来ないでね。

 しかしまぁ感心しますよね。
 夏は蝉、秋は鈴虫。しっかりと棲み分け(鳴き分け?)しちゃって。

 いつも不思議に思うのですよ。
 寿命が短い昆虫たち。その生を全うするためか否か、彼らはその生きる喜びを表現しようと、あらゆる芸術を創作している。
 あるものは、華やかな姿に(蝶とかね)、あるものは光を放ち(もちろん蛍ね)、そしてあるものは思い思いに音色を奏でる。

 もちろん、それは自らの、そして種としての繁栄を、繁殖をかけての、命懸けの芸術の披露でございましょう。
 でもなんだか、それ以上に、もっと大きな意義があって、やっているのだろうかという余計な思案を重ねてしまうわけでしてね。
 何故こうも、昆虫たちの生は、煌びやかで美しく、そして高い芸術性をもっているのか。
 そして同時に、儚(はかな)い。何故こうも、儚いのだ。

 でもまぁ、そんなもんだとここは引き取るほかに無いのでございましょう。
 「それは人間のためである」なんて考えた時代が、ヨーロッパにはあったようでございます。そのために、大航海時代にはたくさんの動植物が取引売買され、生態系がぐちゃぐちゃにされたようでございます。自然の美しさは、時にそれがために悲劇をももたらすものであるかもしれません。

 また下らんこと書いちゃいましたな。今日はもうこれでオシマイ。

 まだ鳴いてるよ、鈴虫たちは。
 感心だねぇ。


調査渋り

2006年09月14日 | 凡日記

 昨日は、20度以下の一日だったようですね。
 だから、一昨日まで半袖短パンで過ごしていたのに、昨日になって急に長袖長ズボンになっちゃったのですよ。
 1日で、こんなにも気候が変動するかいな。風邪引くぞぇ。

 そして今日になってまた気温が上がり、蝉が活発にミンミンないております。
 夏は過ぎ去ったり、また戻ってきたり。たまに冬もチラッと顔をのぞかせたり。
 不安定な季節でございます。

 不安定なのは、私の心の中も同じなのでございます。
 早く研究用のデータを取りにいけ、といわれましてね。
 もう、調査表は出来ておりますのよ。
 でもなんだか、出し渋っていたのですよね。
 この作業を終えてしまえば、今度はいよいよ調査に奔走。一気に忙しくなってしまうな、という恐怖があってですね。
 でもよく考えてみれば、先延ばしすればするほど、後でもっと忙しくなるのですよね。いや、よく考えなくても分かっていたのですよ。
 でもやはり、あんまし調査は乗り気じゃないのですよね。
 それでも、調査の準備は着々と、というかもう出来てしまったのですよね。

 結局調査項目(アイテム)は、昨日の8個から10個に増やしました。まぁ、その2個は増やしたところで、負担が25%増えるものでも無し。
 アイテムは多ければ多いほど、面白い結果が出るかもしれませんからね。
 できれば、おかしな結果が出たものを突き詰めた研究が出来れば面白いなぁと。

 さぁて、一体何の研究をしているのでしょうかねぇ。上の文章を見ただけではさっぱり分かりませんねぇ。
 とりあえず元気にやってます。ちゃんと研究室での仕事も果たしていますから。
 10月中旬には、研究の中間発表もあることですし。


 うーむ、今日のところは、新書を読み進めるスピードが、遅かったなぁ。
 英語の勉強もしていないや。
 「環境ゼミ」の企画書がまだ…。

 I have a pile of things to do.
 (やることいっぱいだべさ。)

 いや、要領悪いだけだけどね。
 大体、今日も朝早よ起きれんかった俺が悪いんやし。
 明日こそ早起きしたいものだね。

 おっと、もう、夜の9時半だ。
 部屋が暑いので窓を開けていたら、鈴虫の鳴き声が聞こえてきて、風靡なことよ。


環セミ模擬店「匠」試作会

2006年09月14日 | 【大学時代】環セミ

 今日は環セミBOXにて、風紋祭(10月12~15日)にて出店する模擬店「匠(たくみ)」でお出しする、和と中のスイーツの試作を行いました。
 1回生4名、2回生4名、3回生1名、4回生1名(俺だけね)の10名で、製作・試食しておりましたよ。

 …詳しいことはですね、今日の「環セミブログ」の記事 にいっぱい書いちゃっていますから、是非そちらを見てやってくださいな。

 しっかし甘いもの食べ過ぎたなぁ。今もなお、満腹だもの。
 夕飯が腹の中に入りそうにないや。
 なんちゅう食生活じゃ。うーむ。

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