BLOGkayaki2

蚊焼です。日記です。
旅のこぼれ話や没写真の再利用、
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「その他」がメインのブログ。

椎名誠写真展

2006年09月08日 | 凡日記

 大阪梅田のマルビルにて、椎名誠さんの写真展が開かれるということを、先月号の『本の雑誌』で知りましたので、この日ちょいとよって見ました。

 何と言うか、実にこじんまりとした会場で、展示された写真数も、そう多くはありませんでした。
 しかし、満足度は非常に高いです。

 やはり、写真とは実に素晴らしいツールだなと思いました。
 それが何のためのツールかといいますと、人に対して共感を得るためのものです。

 今回シーナさんは、初めて寒い地域に、フィルムの写真ではなくデジカメを携えて旅をなさったそうです。
 その写真の出来栄えですが、やはりデジカメだと、日差しが少ないくらい地域での撮影は、困難ですね。細部がやや粗いといった感じです。

 でもそんな細部を我慢すれば、実に迫力があり、本当に、その場所に、その空気の中に、引きずり込まれてしまったかのような錯覚に陥ってしまうほどです。

 写真は、本当に多くのものを伝えてくれます。
 実際は、視覚情報だけなのですが、なぜだか、その風景のにおいだとか、空気の質感だとか、はたまた熱だとか、そういう別の感覚まで伝わって来るように感じられます。
 そう感じる、だけなのですが、いやしかしながら、それが大事なことだと思うのです。

 この小さな小さな写真展は、シーナさんの旅を少しでも体験できたこと、そして写真というツールの素晴らしさを改めて実感できた、最高の収穫を得ることが出来ました。


 この写真展は、9月14日まで開かれていますよ。


帰鳥しましたよ

2006年09月08日 | 凡日記

 写真はですね、旅行中に撮った、世界遺産ですよ。
 中国ではありません。でも、中国の影響を強く受けた国であります。

 旅の記憶は、近日新ブログを立ち上げて、順次お伝えする予定です。


 さて今日の夕方にですね、鳥取に帰ってまいりました。
 懐かしいですね、鳥取大学の風景は。
 実に、平和な場所です。

 もう秋の気配が濃厚なのかと思いきや、まだまだ、日中は蝉も元気に鳴いており、まだまだ夏も終わっちゃいねえ!という元気を感じました。
 でも夕暮れを過ぎると、コオロギなどの虫たちが一斉に鳴き始め、暑苦しかった空気もいつしかひんやりとしています。
 やはり、秋の気配は間違いなく近づいておるのですね。

 大学に帰ってきてまずは、図書館へと向かいました。
 しかしながら2回はまだまだ工事中でした。学術文庫が読めないので、残念です。
 その代わり、新書を借りました。
 最近この図書館では、新刊本の購入に力を入れておりましてね。今まで、新書は岩波、中公は充実していたのですが、他の出版社のものがなかなかそろっていなくて不満でした。
 特に、講談社現代、ちくま、新潮などを、もっともっとそろえてほしいと願っておりましたからね。
 それが最近、ようやくその兆しが出てまいりまして、めでたしめでたしというところでございます。
 そしてワタクシ、新書を2冊借りたのでございます。

 その後、研究室へと向かいました。
 先生方にお土産をふるまわさせていただきました。
 蓮茶に、ドライフルーツ(というか、フルーツかりんとう、といった感じ)です。なかなか美味なるものでございました。

 そして今も研究室にて、ほっと一息ついているところであります。
 よかったよかった、無事に日本に、そして鳥取に帰ってこられて。