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蚊焼です。日記です。
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最終講義-2

2007年02月14日 | 【大学時代】森林科学

 2日続けて行われました、森林科学コース教授お2方の最終講義。本日は林政学の先生による最終講義が行われました。

 40年間も鳥取大学にお勤めになったという先生は、その40年の間に学生や先生ならびに教育全般の悩みや問題点に、幾つかの変化や相違点を見出したということでございました。
 かつての1割エリート時代から、現在はもはや全入学時代となった大学。その大きな変化の中で、大学生が抱く悩みや、大学側が持つ問題点も変わって来るのも、当然といえば当然ですが。

 特に先生が強調されたのは、最近の学生に引き篭もり(…といっても40年前から引き篭もり学生は珍しくなかったようですが)やニート問題に触れ、その原因は人間関係の構築が苦手であるためだ、という結論(といっていいのでしょうか)でした。
 最近の学生はおとなしい。しかしそれが却って、親との関係が希薄になり、さらにはその「代わり」や不満の「捌け口」となるような先生や友人を持ちにくくしている。ゆえに不満がある日突如「爆発」し、奇怪な事件とか騒ぎが起きているのではないか、ということでした。(話を聞いた印象では。)そういえばたまに聞きますよね。反抗期の無い青年は危ない、とか。(もちろん全員に当てはまることでは無いでしょうが。)

 この最近の学生の人間関係が希薄になっている原因は何か。そして先生の立場として、学生と親密な関係を構築させるにはどうすればよいか。
 その方法として、「親睦」、もっというと「酒を飲む」ということだそうでございますよ。
 ですから、大学生の酒の席というのは大事なのでございますよ。…いやいや、真面目な話、何かしらの機会を設けて、より多くの人たちと話をすることが非常に大事であるというのは、色々と痛感するところがあります。


 ところで、この先生の授業はいつもノートに「議事録」を取っているのですがね、今回も例に漏れず取っておりました。ノート5ページぎっしりになりましたよ。
 吉良幸助…じゃなかった、例の大臣のお名前、11回出てまいりました。(予想を超えた頻度でした。ハハハ。) 


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