今年は、12月28日が金曜日ということもあり(総選挙があったためか・・・)、
非常に忙しい年末を過ごしています。
特にも今年の12月は例年より非常に寒い日が続き、道路の渋滞も続きます。
そのような中、大東町の渋民公民館で開催された
「郷土を拓く」ILC誘致を目指して と題した講演会に出かけてきました。
講師は、最近「小さい宇宙をつくる」を出版されたKEK(高エネルギー加速器研究機構)
の理学博士 藤本順平先生でした。
本の紹介に
「本当にいちばんやさしい素粒子と宇宙のはなし」とあるように、
身近な電気の正体は素粒子だった!
この世界も私たちも「粒」でできている!
素粒子の研究から宇宙の謎がわかる!
宇宙の96%はまだわかっていない!
宇宙の年齢は137億歳!
加速器で宇宙誕生の瞬間、ビッグバンを再現!
の内容を非常にわかりやすく話してくださいました。
冬の澄みきった美しい星空を眺め、空想の世界は広がります。
序章には、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」が紹介され、岩手と
宇宙のつながりを感じずにはいられません。
奇しくも、来月私は3度目となるKEK(高エネルギー加速器研究機構」に
視察に出かけます。
少しづつ、理解が深まる科学の世界とその研究所がもたらす、
学術都市構想に夢が広がります。