一関市議会では、議会改革に積極的に取り組んでいます。これまでにも、何度か
紹介していますが、「通年議会の導入」「タブレットの活用と議会ICT化の推進」
そいて、「広聴・広報常任委員会の設置」・・・このような取り組みにより、
早稲田大学マニュフェスト研究所が調査発表する、「議会改革度調査ランキング」
において、調査対象1,416議会中、52位となりました。昨年度が92位でしたので、
かなり順位を上げています。
そのような中、昨日(8月7日)青森大学の佐藤 淳教授をお招きし、議会改革の
研修会を行いました。佐藤先生は、旧知の方でもあり、市役所職員の研修講師も
行っておりますので、一関市議会の状況も十分承知されています。前回は、2年前の
改選後に、「議員間討議で政策サイクルサイクルを回す議会に」というテーマで、
研修を行いました。今回は、その後の一関市議会の取り組みを評価いただき、
次のステップに向かう講義となりました。非常に中身の濃い内容で、3時間半を超える
時間を活かすことができました。
講義では、一関市議会の「議会基本条例」の前文に記された
「住民自治および団体自治の原則に則り、真の地方自治の・・・
・・・政策決定並びに市長等の事務の執行について監視及び評価を行うとともに、
政策提案および政策提言を行う。」という、基本の振り返りを導入して、私が議長に
立候補する際の「マニュフェスト」を示されました。
私は、前任期中に果たせなかった「議員間討議」を最も重要視し「政策サイクル」を
回す議会を目指すと掲げました。一定の成果は出ていますが、残りの2年間にむけて、
さらなる、改革を進めたいと考えています。