ー10.1.8~18 旅倶楽部「こま通信」手造りの旅<ナイルクルーズ>ーパート8
<カイロ市内ーイスラム地区>
今日も朝早く出発です。
今日は金曜日で、イスラム社会では休日だそうです。
エジプト人は、昨日の夜は遅くまで遊んで、今朝は寝坊をしているそうです。
そして、起きたら、地区のモスクに行って、礼拝に参加するので、モスクの礼拝の前に、見せていただこうということです。
まず、エル・アズハル・モスクに入れていただきました。
入り口
アズハルモスク
裸足にならないといけない、女性はスカーフをかぶらなくちゃいけないと、ちょっと緊張するのですが、モスクに入ってみると、とても清潔で静かで、とても広いことに驚かされます。
奥の方で、先生を囲んでコーランの勉強会が開かれていました。
ガイドの大政美奈子さんの周りに車座になって、エジプトの歴史やイスラム教のことを教えていただきました。
私の生活範疇からまったく外れているイスラム教とその歴史。
トルコに行ってもまだわからなかったことが、大政さんのお話で少しつながってきました。
ここエル・アズハル・モスクは、ファーテイマ朝時代の建立で、モスク内にイスラームを学ぶ学校が開校されました。
今では、学校は切り離されましたが、エル・アズハル大学として続いています。
「歴史」でも書きましたが、イスマーイール派の最高教育機関として、数々の卒業生を全世界に送り出しました。
内部
ここから出発して、バイナル=カスラインを歩きます。
「パイナル=カスライン」はファティーマ朝に建てられた二つのお城を結ぶ通りの名前です。今は、ムイッズ通りと名前も変えています。写真は今から向かうフトゥーフ門・ナズル門と反対側、ズワイラ門の方を写したものです。
いろんなお店が開店準備をしています。
ターメイヤという豆のコロッケを揚げているお惣菜屋さん
八百屋さん
乾燥モロヘイヤ
お肉屋さん
新聞売りと猫
古いモスクの外観や扉、馬も人もとまったという隊商宿、古い病院や、建物を見学しながら、町の中をゆっくり歩いていきました。
隊商宿
またまた八百屋さん
モモスク内部
モスクのランプ、装飾はアラビア文字です。
スカーフ売り場。女性のおしゃれは限られているから、スカーフは大切なのでしょう。
美しい水パイプ
糸屋さん
アラビアン・ナイトに出て来るような金物
スパイス屋
モスクの内部。とても清潔で静かな時間が流れていました。
祭壇の螺鈿細工
通りの様子。
町行く人のために、水の入った素焼きの壺が置いてあります。
モスクの壁の装飾もアラビア文字です。
モスクの門とミナレット。装飾が細かくて美しい。
アップにしてみました。
モスクの裏には廃墟になった学校と、その奥には生活感あふれるアパートが。
山盛りのライム
スパイス屋の店先。素敵なデザインの秤。
「バイナル=カスライン」の終点、フトゥーフ門。
見学の最後はハーキム・モスクでした。
ハーキム・モスクに入ったところ。
「歴史」でも触れましたが、ファティーマ朝のカリフ・ハーキムは暴君で名高いようですが、こういう立派なモスクもたくさん建てたそうです。
そろそろ信者の人が集まってきました。
もうすぐ朝の礼拝が始まるようです。
町の中に、モスクの拡声器から流される声が響いています。
「もうすぐ礼拝が始まりますよ」と市民にお知らせしているそうです。
私たちは来た道を戻って、修復がされて見学できる大商人の家へ。
大商人の家の玄関を入ったところ。前庭。
風と光をを通して、窓際に立っている人は表に見えない窓。
高い天井
居心地の良さそうな部屋。
風呂場の窓。いわゆる蒸し風呂です。
さっきの部屋を中庭から見る。
中庭にある井戸。
これは何でしょう? コーランを読むための椅子です。
大商人の家は、すごく大きいし、風通しなど、とてもよく考えられている、カイロの風土によくあったものでした。
よく、歩いたのでお腹が減りました。
お昼ご飯を食べにハン・ハーリのカフェへ。
モスクの近くなので、アルコールは置いていないそうです。
わずかな時間、商店街でお買い物。
私たちは、ストール、香水、パッチワークなど、思い思いの品物を交渉して買いました。
エジプトのお買い物は疲れます…。
私たちがお土産を買った香水屋さん。「シャネルの19番」と言ったら、小ビンに詰めてくれました。
またバスに乗って、イブン・トゥルーン・モスクへ向かいます。
バスの中からアズハル大学が見えました。
イブン・トゥールン・モスク
トゥルーン朝の開祖イブン・トゥルーンによって造られたモスクです。
エジプトで作られた最古のモスクです。
トゥルーンはイラク人だったので、イラクのモスクに似ているそうです。
ミナレットに人が上っています。
私たちも上ることにしました。
ムハマンド・アリー・モスク
ムハマンド・アリー・モスクが見えました。
こちらは、明らかにトルコ風です。
壁の影。
人が手をつないでいるように見えます。
世界平和は人類の悲願ー不意にそういう思いが胸を突きました。
<カイロ市内ーイスラム地区>
今日も朝早く出発です。
今日は金曜日で、イスラム社会では休日だそうです。
エジプト人は、昨日の夜は遅くまで遊んで、今朝は寝坊をしているそうです。
そして、起きたら、地区のモスクに行って、礼拝に参加するので、モスクの礼拝の前に、見せていただこうということです。
まず、エル・アズハル・モスクに入れていただきました。
入り口
アズハルモスク
裸足にならないといけない、女性はスカーフをかぶらなくちゃいけないと、ちょっと緊張するのですが、モスクに入ってみると、とても清潔で静かで、とても広いことに驚かされます。
奥の方で、先生を囲んでコーランの勉強会が開かれていました。
ガイドの大政美奈子さんの周りに車座になって、エジプトの歴史やイスラム教のことを教えていただきました。
私の生活範疇からまったく外れているイスラム教とその歴史。
トルコに行ってもまだわからなかったことが、大政さんのお話で少しつながってきました。
ここエル・アズハル・モスクは、ファーテイマ朝時代の建立で、モスク内にイスラームを学ぶ学校が開校されました。
今では、学校は切り離されましたが、エル・アズハル大学として続いています。
「歴史」でも書きましたが、イスマーイール派の最高教育機関として、数々の卒業生を全世界に送り出しました。
内部
ここから出発して、バイナル=カスラインを歩きます。
「パイナル=カスライン」はファティーマ朝に建てられた二つのお城を結ぶ通りの名前です。今は、ムイッズ通りと名前も変えています。写真は今から向かうフトゥーフ門・ナズル門と反対側、ズワイラ門の方を写したものです。
いろんなお店が開店準備をしています。
ターメイヤという豆のコロッケを揚げているお惣菜屋さん
八百屋さん
乾燥モロヘイヤ
お肉屋さん
新聞売りと猫
古いモスクの外観や扉、馬も人もとまったという隊商宿、古い病院や、建物を見学しながら、町の中をゆっくり歩いていきました。
隊商宿
またまた八百屋さん
モモスク内部
モスクのランプ、装飾はアラビア文字です。
スカーフ売り場。女性のおしゃれは限られているから、スカーフは大切なのでしょう。
美しい水パイプ
糸屋さん
アラビアン・ナイトに出て来るような金物
スパイス屋
モスクの内部。とても清潔で静かな時間が流れていました。
祭壇の螺鈿細工
通りの様子。
町行く人のために、水の入った素焼きの壺が置いてあります。
モスクの壁の装飾もアラビア文字です。
モスクの門とミナレット。装飾が細かくて美しい。
アップにしてみました。
モスクの裏には廃墟になった学校と、その奥には生活感あふれるアパートが。
山盛りのライム
スパイス屋の店先。素敵なデザインの秤。
「バイナル=カスライン」の終点、フトゥーフ門。
見学の最後はハーキム・モスクでした。
ハーキム・モスクに入ったところ。
「歴史」でも触れましたが、ファティーマ朝のカリフ・ハーキムは暴君で名高いようですが、こういう立派なモスクもたくさん建てたそうです。
そろそろ信者の人が集まってきました。
もうすぐ朝の礼拝が始まるようです。
町の中に、モスクの拡声器から流される声が響いています。
「もうすぐ礼拝が始まりますよ」と市民にお知らせしているそうです。
私たちは来た道を戻って、修復がされて見学できる大商人の家へ。
大商人の家の玄関を入ったところ。前庭。
風と光をを通して、窓際に立っている人は表に見えない窓。
高い天井
居心地の良さそうな部屋。
風呂場の窓。いわゆる蒸し風呂です。
さっきの部屋を中庭から見る。
中庭にある井戸。
これは何でしょう? コーランを読むための椅子です。
大商人の家は、すごく大きいし、風通しなど、とてもよく考えられている、カイロの風土によくあったものでした。
よく、歩いたのでお腹が減りました。
お昼ご飯を食べにハン・ハーリのカフェへ。
モスクの近くなので、アルコールは置いていないそうです。
わずかな時間、商店街でお買い物。
私たちは、ストール、香水、パッチワークなど、思い思いの品物を交渉して買いました。
エジプトのお買い物は疲れます…。
私たちがお土産を買った香水屋さん。「シャネルの19番」と言ったら、小ビンに詰めてくれました。
またバスに乗って、イブン・トゥルーン・モスクへ向かいます。
バスの中からアズハル大学が見えました。
イブン・トゥールン・モスク
トゥルーン朝の開祖イブン・トゥルーンによって造られたモスクです。
エジプトで作られた最古のモスクです。
トゥルーンはイラク人だったので、イラクのモスクに似ているそうです。
ミナレットに人が上っています。
私たちも上ることにしました。
ムハマンド・アリー・モスク
ムハマンド・アリー・モスクが見えました。
こちらは、明らかにトルコ風です。
壁の影。
人が手をつないでいるように見えます。
世界平和は人類の悲願ー不意にそういう思いが胸を突きました。