マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

アンディ・ガルシア沈黙の行方

2007-05-31 11:01:01 | 映画ー劇場鑑賞
ーアンディ・ガルシア沈黙の行方ー
2001年 アメリカ トム・マクローリン監督 アンディ・ガルシア 、ヴィンセント・カーシーザー 、リンダ・カーデリーニ 、サム・ボトムズ 、トレヴァー・ブルーマス 、ブレンダン・フレッチャー 、テリー・ポロ 、オーガスト・シェレンバーグ

【解説】
 優秀な心理学者のマイケル。彼は息子を自殺で亡くして以来、悲しみに暮れたまま立ち直れず、学者としての精彩も欠いていた。また、別居中の娘とは距離を置き続け、上手く心を通わせずにいる。そんなある日、マイケルのもとに元教え子のバーバラから仕事の依頼が舞い込んでくる。それは、施設に住む少年トミーのカウンセリングだった。マイケルは、トミーに亡き息子の面影と重ね合わせながら心の闇を探ろうと診療を請け負うのだが…。

【感想】
息子を自殺でなくした心理学者のマイケル(アンディ・ガルシア)。
息子を守れなった父親の、そのひりひりとした悲しみが、全編を通じて伝わってきました。

辛い過去を背負ったトミーに息子の面影を重ね、さらに辛い思いを抱きながらも、なんとか彼を救いたいと、そして自分も救われたいともがく姿が痛々しかったです。

同じ悲しみを持っているはずの両親なのに、いまは別居状態。
娘はさらに傷ついて。

この物語の核となっているのは、大人の子供への異常性愛ですが、日本ではあまり考えにくいと思うのは、私が世間を知らないからなのでしょうか。


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