マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

オカンの嫁入り

2010-10-04 08:47:02 | 映画ー劇場鑑賞

ーオカンの嫁入りー

2010年 日本

監督=呉美保 キャスト=宮崎あおい(森井月子)大竹しのぶ(陽子(月子の母))桐谷健太(服部研二)絵沢萠子(上野サク)國村隼(村上章)林泰文(本橋信也)斎藤洋介(佐々木義男)春やすこ(島村幸)たくませいこ(和田真)友近(小谷聖子)綾田俊樹(猪瀬亮二)

 

【解説】

長年、母一人子一人で仲良く暮らしてきた母娘が、母親の突然の再婚宣言によって揺れ動くさまを、ユーモラスかつ温かく描いた人間ドラマ。第三回日本ラブストーリー大賞ニフティ/ココログ賞を受賞した人気小説「さくら色 オカンの嫁入り」を、『酒井家のしあわせ』の呉美保監督が映画化。母娘には大竹しのぶと宮崎あおいがふんし、親子の葛藤(かっとう)をリアルに体現する。ぶつかり合いながらも互いを思う母娘、そして彼らを見守る周囲の人々の姿が温かな感動を誘う。

 

【あらすじ】

陽子(大竹しのぶ)と娘の月子(宮崎あおい)は、ずっと母一人子一人で仲良く支え合って暮らしてきた。ある晩、酔っ払った陽子が若い金髪の男・研二(桐谷健太)を連れて帰ってきて、彼との結婚を宣言する。あまりに突然の事態に戸惑う月子は、母に裏切られたという思いから陽子にも研二にも素直に心を開けず、家を飛び出してしまうが……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

大阪の離れのある民家が舞台で、母と娘の葛藤がテーマ、面白そうだなあと思って見に行きましたが…。

 

陽子(大竹しのぶ)と娘の月子(宮崎あおい)は、月子の父親が月子が生まれる前に亡くなってから、大家のサクちゃん(絵沢萠子)の離れを借りて母一人子一人で暮らしてきた。

そんなある日、陽子は研二(桐谷健太)を連れて来て、結婚すると宣言しました。この3人を中心に、サクちゃん(絵沢萠子)や陽子の勤務先の村上医師(國村隼)が絡んでお話は展開していきます。

 

サクちゃんは、まるで月子のおばあちゃんのようだし、村上先生も月子のお父さんのようです。

そして、サクちゃんの家によく遊びにきている主婦(春やすこ・友近)は、家族が夕食を食べ始めてもおしゃべりしてみかんを食べているのにはびっくりしました。

 

大阪人がいくら厚かましいといっても、食事の支度が始まったら帰るけどなあ。

 

☆ネタバレ

月子のストーカー被害のエピソードあたりから、物語のトーンが変わり、少しだれてきます。

そして、クライマックスの陽子の白無垢姿のシーンは、感動からはほど遠くなってしまいました。

 

母の不治の病があっての母娘の和解のようになってしまったのが残念でした。

 

登場人物がみんないい人過ぎるのも不自然な感じでした。

大阪は人情の町とはいえ、大家さんや村上医師の関係は家族以上で、あり得ない感じでした。

もう少しクールに描いた方が良かったんじゃないかなあ。




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