ー消えた天使ー
2007年 アメリカ アンドリュー・ラウ監督 リチャード・ギア 、クレア・デインズ 、アヴリル・ラヴィーン 、ケイディー・ストリックランド 、レイ・ワイズ 、ラッセル・サムズ 、マット・シュルツ 、クリスティーナ・シスコ 、ドウェイン・バーンズ 、エド・アッカーマン 、フレンチ・スチュワート
【解説】
性犯罪登録者の監視を続けてきた公共安全局のベテラン調査官が、新米の女性調査官とともに10代の少女の失踪事件を追うサイコ・サスペンス。監督は本作でハリウッド進出を果たした、『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ。『シカゴ』のリチャード・ギアが主人公の調査官を、『ロミオ&ジュリエット』のクレア・デインズが新米調査官を演じる。人気ミュージシャンのアヴリル・ラヴィーンが出演しているのも見逃せない。
【あらすじ】
性犯罪登録者の監視を続けてきた公共安全局のベテラン調査官バベッジ(リチャード・ギア)は、後任の新人調査官アリソン(クレア・デインズ)を指導するが、アリソンはバベッジの手荒な調査方法に反発を覚えるようになる。そんな中、10代の少女の失踪事件が起き、バベッジは性犯罪登録者のしわざだと確信するが……。 (シネマトゥデイ)
【感想】
“米国で登録されている性犯罪者は50万人以上。1人の監察官が1000人の登録者を監視する。米国では2分に1人、女性または児童が性的暴行を受けているー”
「消えた天使」は、サスペンス・エンタテインメント大作と同時に、日本でも議論されている性犯罪者の出所後の情報公開の是非など、目を背けられない現代社会の諸問題、そして“人間の心に秘められた残虐性と闇の領域”に深く斬り込んだ衝撃の問題作である。(公式HPより)
上記のように紹介されると、その通りと納得してしまいますが、見終わったあとの感想は、「暗い、陰湿」でした。
犯罪者を追いつめているはずのバベッジ(リチャード・ギア)は疎外され、孤立しています。
彼は、彼自身との葛藤に疲れきっているように見えます。
それでも、性犯罪者に立ち向かって行く姿は感動的ですが、犯罪者の闇はどこまでも深く、救いがありません。
同情も共感もない、最後のシーンの砂漠みたい、救いがまるでないのです。
★ネタバレ
女性が犯罪者、しかも主導的役割を果たしていたのには、ショックでした。
ケイディー・ストリックランドの狂気の演技、すごかった。
アリソン(クレア・デインズ)がニュートラルを保ってくれたので、それが唯一の救いでした。
アンドリュー・ラウのハリウッド進出第1作ですが、もう少し、エンタテインメント性を出しても良かったんじゃないかな?
アヴリル・ラヴィーン!
人気アイドル歌手が、この役?
それもびっくり。
2007年 アメリカ アンドリュー・ラウ監督 リチャード・ギア 、クレア・デインズ 、アヴリル・ラヴィーン 、ケイディー・ストリックランド 、レイ・ワイズ 、ラッセル・サムズ 、マット・シュルツ 、クリスティーナ・シスコ 、ドウェイン・バーンズ 、エド・アッカーマン 、フレンチ・スチュワート
【解説】
性犯罪登録者の監視を続けてきた公共安全局のベテラン調査官が、新米の女性調査官とともに10代の少女の失踪事件を追うサイコ・サスペンス。監督は本作でハリウッド進出を果たした、『インファナル・アフェア』のアンドリュー・ラウ。『シカゴ』のリチャード・ギアが主人公の調査官を、『ロミオ&ジュリエット』のクレア・デインズが新米調査官を演じる。人気ミュージシャンのアヴリル・ラヴィーンが出演しているのも見逃せない。
【あらすじ】
性犯罪登録者の監視を続けてきた公共安全局のベテラン調査官バベッジ(リチャード・ギア)は、後任の新人調査官アリソン(クレア・デインズ)を指導するが、アリソンはバベッジの手荒な調査方法に反発を覚えるようになる。そんな中、10代の少女の失踪事件が起き、バベッジは性犯罪登録者のしわざだと確信するが……。 (シネマトゥデイ)
【感想】
“米国で登録されている性犯罪者は50万人以上。1人の監察官が1000人の登録者を監視する。米国では2分に1人、女性または児童が性的暴行を受けているー”
「消えた天使」は、サスペンス・エンタテインメント大作と同時に、日本でも議論されている性犯罪者の出所後の情報公開の是非など、目を背けられない現代社会の諸問題、そして“人間の心に秘められた残虐性と闇の領域”に深く斬り込んだ衝撃の問題作である。(公式HPより)
上記のように紹介されると、その通りと納得してしまいますが、見終わったあとの感想は、「暗い、陰湿」でした。
犯罪者を追いつめているはずのバベッジ(リチャード・ギア)は疎外され、孤立しています。
彼は、彼自身との葛藤に疲れきっているように見えます。
それでも、性犯罪者に立ち向かって行く姿は感動的ですが、犯罪者の闇はどこまでも深く、救いがありません。
同情も共感もない、最後のシーンの砂漠みたい、救いがまるでないのです。
★ネタバレ
女性が犯罪者、しかも主導的役割を果たしていたのには、ショックでした。
ケイディー・ストリックランドの狂気の演技、すごかった。
アリソン(クレア・デインズ)がニュートラルを保ってくれたので、それが唯一の救いでした。
アンドリュー・ラウのハリウッド進出第1作ですが、もう少し、エンタテインメント性を出しても良かったんじゃないかな?
アヴリル・ラヴィーン!
人気アイドル歌手が、この役?
それもびっくり。
でも実際こんなもんなのかも。
変にハッピーエンドにしたほうがうそっぽくなりそうだもの。
アリソンがあとを継いだけど、そのうちにまた染まっていくのかなぁ?と思って見終わりました。
アヴリル・ラヴィーン、なんだか彼女でなくても、という役だったね。化粧の濃さは相変わらずでした。
ずいぶん、真面目な感じだったよね。
ギアさんも窮屈そうだった。
アヴリル、なにもあんな役じゃなくてもね…。
初出演に選ぶ役だろうか?
おっしゃるようにエンターテインメント性は
ちょっと低かったですよね。
それから、お話や映画自体あまり目新しさを
感じられなかったのもハリウッド進出作としては
ちょっと痛いですよね。