マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります

2016-10-24 10:54:05 | 映画ーDVD

ーニューヨーク 眺めのいい部屋売りますー5 FLIGHTS UP

2014年 アメリカ 92

監督=リチャード・ロンクレイン キャスト=モーガン・フリーマン (アレックス・カーヴァー) ダイアン・キートン (ルース・カーヴァー) シンシア・ニクソン (リリー・ポートマン) キャリー・プレストン (ミリアム・カーズウェル)

 

【解説】

『ミリオンダラー・ベイビー』などのモーガン・フリーマンと『恋愛適齢期』などのダイアン・キートンが初めて共演した人間ドラマ。大物俳優二人が夫婦を軽やかに演じ、今の家を売って新しい住居を得ようと奮闘する熟年カップルの数日間を映す。『セックス・アンド・ザ・シティ』シリーズなどのシンシア・ニクソンがやり手のめいを好演。犬の活躍や、長年共に暮らしてきた夫婦の絆を描く物語が心に響く。

 

【あらすじ】

画家のアレックス(モーガン・フリーマン)と妻ルース(ダイアン・キートン)は、愛犬ドロシーとブルックリンの絶景が望めるアパートメントの最上階に住んでいる。彼らの結婚生活も40年を超え、だんだんエレベーターなしの生活がつらくなってきた。二人は不動産エージェントでめいのリリー(シンシア・ニクソン)に頼んでアパートを売りに出すことにするが……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

この作品、劇場公開中にネイリストさんから勧められたんだけど、忙しい時期で見に行けませんでした。

本屋に立ち寄ったら原作本があったので、購入。

ほんといいお話ですぐに読んでしまいました。

あとがきを見たら「映画の結末とは違う」と書いてあり、ますます映画か見たくてたまらなくなりました。

 

そしてDVD鑑賞。

 

映画は、モーガン・フリーマンとダイアン・キートンの共演大成功といった感じ。

結婚40年を迎える子供のない夫婦。

エレベーターのないアパートの5階に、ドロシーという小型犬と一緒に住んでいる。

日々、階段を上る生活が辛くなって来た。

 

そんなある日、この部屋が100万ドルで売れると言う。

気は進まないが、オープンハウスをやってみようかということになる。

ところが、愛犬ドロシーの様子がおかしい。

タクシーで獣医に向かうときに大渋滞に巻き込まれ、大事件が起こったことを知る。

橋の真ん中でトラックが横転し、爆薬を盛っていると思われるテロリストらしき犯人が逃走したというのだ。

 

もし、橋が爆破されることにでもなったら家の価格はどうなるのだろう。

犯人が見つからなかったら…?

 

心配が募る中、ドロシーは大手術を受けることになった。

ドロシーの運命は?

 

そんなお騒ぎの中、彼らの家のオープンハウスは行われ、入札の意図はないのに入札してくる人が何組か現れた。

 

そうなったら、自分たちの家も購入しなくちゃ。

そこで二人も他のオープンハウスにも出かけ、気に入った家を見つけ入札に参加することになるのだがー。

 

リタイヤした老夫婦、限られた老後の資金、日々感じる体の衰え、愛犬も年を取って病気に。

なんか、いろいろ身近で身につまされるエピソードが満載の作品でした。

 

それでも、二人は今までやって来たように支えあって生きていくというエンディング、よかったです。

 

老夫婦の仲良しな感じって、本当に微笑ましいですよね。

 

ちなみに原作では家の値段の変化に右往左往する二人の姿がコミカルに描かれ、心理描写が秀逸でした。

ドロシーの独白もたっぷりあって、犬好きも楽しい作品でしたよ。

 

それでも、やっぱりパパが好き

2016-10-24 10:51:34 | 映画ーDVD

ーそれでも、やっぱりパパが好きーINFINITELY POLAR BEAR

2014年 アメリカ 87

 

監督・脚本=マヤ・フォーブス キャスト=マーク・ラファロ (キャム) ゾーイ・サルダナ (マギー) イモジーン・ウォロダースキー (アメリア) アシュリー・アウフダーハイデ (フェイス)

 

【感想】

マヤ・フォーブス監督のご自分の物語だそうです。

最後にファミリーの写真が出てきます。

 

名門の一族の出身で自らも一流大学出身なのに、躁鬱病のために職場に適応できず、他の仕事も続かず、奇行のため、人々からも疎まれてしまうキャム(マーク・ラファロ)。

でも、キャムには黒人の妻マギー(ゾーイ・サルダナ)と小学生の二人の娘がいた。

 

キャムは軽犯罪を犯し刑務所や精神病院に入れられて、マギーは働きながら娘たちを育てるのに疲れていた。

それでも、マギーは娘たちはよい学校に入れたいと越境したりして頑張るが、世間の壁は厚い。

 

退院して来たキャムとは別居していたが、マギーは思いがけない提案をする。

 

マギーは奨学金を得て、MBSの資格を取るためニューヨークの大学へ18ヶ月行く決心をしたのだ。

その間、子供たちの面倒をキャムが見るというのだ。

マギーの決心は固い。

キャムは自信がない。

でも、娘たちの将来のため、病気に立ち向かい、娘たちの面倒を見ることにする。

 

でも、病気ってそんなに生易しくない。

決心では治らないし、娘も傷つき、自分も傷だらけになりながらも頑張ります。

お互いが愛しているということが、支えになるのですね。

 

マギーは首席で卒業し、ボストンで職を探しますが、保守的な土地柄から就職先がなく、結局ニューヨークで一人働き、ボストンではキャムが引き続き娘の面倒を見ることになりました。

 

この一風変わった父を娘たちは本当に好きなんだなあと、ジーンと来ます。

マーク・ラファロがぴったり。

好きな俳優さんです。

 

いい作品でした。

 

スーサイド・スクワット

2016-10-24 10:36:47 | 映画ー劇場鑑賞

ースーサイド・スクワットーSUICIDE SQUAD

2016年 アメリカ 123

 

監督=デヴッド・エアー キャスト=ウィル・スミス (デッドショット(フロイド・ロートン)) ジャレッド・レトー (ジョーカー) マーゴット・ロビー (ハーレイ・クイン(ハーリーン・クインゼル)) ジョエル・キナマン (リック・フラッグ大佐) ヴィオラ・デイヴィス(アマンダ・ウォラー) 福島かれん(カタナ) ベン・アフレック(ブルース・ウェイン/バットマン)

 

【解説】

DCコミックスに登場する悪役がそろい、危険な任務に挑む部隊スーサイド・スクワッドを結成して悪対悪のバトルを繰り広げるアクション。悪役の中でも人気抜群の『バットマン』シリーズのジョーカーをはじめ、アンチヒーローたちが減刑と引き換えに作品の垣根を越えて共に任務に挑むさまを描く。出演は、ウィル・スミス、ジャレッド・レトーら。メガホンを取るのは、『エンド・オブ・ウォッチ』『フューリー』などのデヴィッド・エアー。強烈な個性やビジュアルを持つ悪役たちのぶつかり合いに期待が高まる。

 

【あらすじ】

世界崩壊の危機が到来。政府は、最強のスナイパーであるデッドショット(ウィル・スミス)や、ジョーカー(ジャレッド・レトー)に夢中のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)ら、服役中の悪党たちによる特殊部隊スーサイド・スクワッドを結成する。命令に背いた者、任務に失敗した者には、自爆装置が作動するという状況で、寄せ集めの悪党たちが戦いに挑む。(シネマトゥデイ)

 

【感想】

劇場で見る気はあまりなかったけど、時間があったので見てきました。

世間の評価は低いけど、いいという人もあったので。

 

でも、私はやはりどこが面白いのかわかりませんでした。

 

私の興味はただ1点、ジャレット・レトのジョーカー。

 ジャレット・レトのジョーカー

ジョーカーとハーレイ・クインの純愛(?)がこの物語の一つの核にはなっていたけど、あまり大きなものではなかったので、期待したほどのインパクトはありませんでした。

 

そもそも、この作品はDCコミックの「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン」に続くシリーズの1つで、これからも「ワンダー・ウーマン」や「ジャスティス・リーグ」へと続いていくらしいです。

 

なので、エンドロールの後にはアマンダ・ウォラー(ヴィオラ・デイヴィス)と密会するブルース・ウェイン(ベン・アフレック)の姿が…。

 

考古学者のジューン・ムーン博士は発見した遺跡でエンチャントレスという魔女の遺跡を発見したが、エンチャントレスが蘇り、馮依されてしまう。

政府高官のアマンダ・ウォラーは、首尾よくエンチャントレスの心臓を手に入れて、魔女を支配していた。

ムーン博士がウォラーの部下のフラッグ大佐(ジョエル・キナマン)の恋人だったことも好都合だった。

 

ところが、エンチャントレスは隙を見て逃亡し、人類の脅威となった。

 

ウォラーは、バットマンやスーパーマンが捕まえた極悪人を強力な監獄に入れてこちらも厳重に管理していた。

悪には悪を、ということで彼らにスーサイド・スクワットを結成させ、エンチャントレスに立ち向かわせることにした。

彼らの体内に自爆する爆弾を打ち込んで、逆らったら自爆させると脅して。

 

メンバーは、最強のスナイパーであるデッドショット(ウィル・スミス)やジョーカー(ジャレッド・レトー)に夢中のハーレイ・クイン(マーゴット・ロビー)たち。

 

でも、一番のワルはウォラーです。

秘密のためには部下でも殺す。

 

というところで、極悪人たちが人間的になり、正義っぽくなり、色あせちゃったのが残念でしたね。

それぞれに個性豊かな悪人たちですが、あまりよく知らないのよね。

最初に説明もしてあったけど、謎も残ったしね。

たとえば、精神科の医師だったハーレイ・クインが、ジョーカーに惚れたのはいいとしても、クレイジーになるような手術を受けただけで、なぜそんなに強くなったのか?とかね。

たった一人の日本人カタナさん(福島かれん)。

彼女も謎だったなあ。

ひとりひとりの物語をたっぷり見たいなあ。