ーザ・ビートルズ エイト デイズ ア ウィークーTHE BEATLES: EIGHT DAYS A WEEK ‐ THE TOURING YEARS
2016年 イギリス 2016年
監督=ロン・ハワード キャスト=ポール・マッカートニー リンゴ・スター ジョン・レノン ジョージ・ハリスン ウーピー・ゴールドバーグ エルヴィス・コステロ シガニー・ウィーバー リチャード・レスター
【解説】
ザ・ビートルズのツアーを追ったドキュメンタリー。キャリア初期のリバプール時代から、1963年に始まった15か国90都市をめぐるツアーの様子や、サンフランシスコのキャンドルスティック・パーク公演までを描く。さらに、関係者へのインタビューや貴重な秘蔵映像も織り交ぜ、彼らの楽曲の変遷や人気の秘密を探っていく。『ビューティフル・マインド』などのロン・ハワードが監督を務め、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、オノ・ヨーコらが全面的に協力している。
【あらすじ】
イギリスのミュージックシーンに登場したザ・ビートルズは、1963年にツアーをスタート。そしてアメリカのテレビ番組「ジ・エド・サリヴァン・ショー」出演をきっかけに、世界的な知名度と人気を得て、1964年6月に初のワールドツアーを開始する。ツアー活動を停止した1966年8月まで、15か国で166公演を行った彼らの全盛期を追う。(シネマトゥデイ)
【感想】
ビートルズをよく知っている人も、あまり知らない人も楽しめるジキュメンタリーだと思いました。
この映画を見ると、ビートルズって社会現象だったんだなあって思う。
アメリカでは、黒人差別の問題にも一石を投じたとか。
すごいことですね。
1963年から始まったツアー。
最初はハードスケジュールでも楽しそうにやっていたのに、だんだん楽しくなくなって…。
それというもの、コンサートの規模がどんどん大きくなるのに、機材や技術、警備など、コンサートを行う側の技術が付いていけなかったことが大きかったみたいですね。
よくぞ、無事に乗り切ったと、そっちのほうに感心しました。
しかも、演奏そのものはあんなちゃちな機材なのに、すごい!!
きゃあきゃあいって、失神する女性たちにも偽りはないと思ったなあ。
それほどまでに、新しい音楽だった。
それは、いまも世界中の人に影響を与え、人々に指示されていることが証明していると思う。
66年の8月の最後のコンサート。
ほんと悲惨で、ツアーをするのを止めたくなった気持が伝わってきました。
だって、コンサート会場から護送車で運ばれるんだもの。
ひど過ぎると思いました。
ウーピー・ゴールドバーグのインタビューが面白かった。
シェア・スタジアムのコンサートを見に行っていたんですね。
それが彼女にとって、どれだけ大きな出来事だったか、よくわかりました。
本編とは別にそのシェア・スタジアムのコンサートの様子をデジタルリマスターで上映してくれます。
これはお得。
臨場感たっぷり。
ぜひ、ご覧下さいね。