ードリームハウスーDREAM HOUSE
2011年 アメリカ
ジム・シェリダン監督 ダニエル・クレイグ(ウィル・エイテンテン)ナオミ・ワッツ(アン・パターソン)レイチェル・ワイズ(リビー)マートン・ソーカス(ジャック・パターソン)イライアス・コティーズ(ボイス)ジェーン・アレクサンダー(グリーリー先生)テイラー・ギア(トリッシュ)クレア・アスティン・ギア(ディディ)レイチェル・フォックス(クロエ・パターソン)サラ・ガドン(シンディ)グレゴリー・スミス(アーティ)
【解説】
『007』シリーズのダニエル・クレイグ主演によるスリラー。郊外の屋敷に移り住んだのを機に頻発する奇怪な事件から妻子を守ろうとする男の姿と、その果てに待ち受ける驚がくの事実を活写していく。本作での共演をきっかけにダニエルと結婚した『ナイロビの蜂』のレイチェル・ワイズが妻にふんし、彼との息の合った演技を披露。また、『21グラム』のナオミ・ワッツが謎めいた近所の住人を演じて強烈な印象を放つ。家族愛を深く見つめたドラマとしても仕上げた、『父の祈りを』などの名匠ジム・シェリダンの手腕にも注目。
【あらすじ】
家族と向き合う時間を増やそうと、ウィル(ダニエル・クレイグ)は会社を退社して郊外の家に越すことに。父親以外の家族が殺害されたいわくつきの家だったが、妻リジー(レイチェル・ワイズ)や子どもたちと穏やかな日々を送れることにウィルは満足する。しかし、不気味な男が家の周辺をうろつき、子どもたちが幽霊らしきものを見たと騒ぐなど、不審な出来事が相次ぐ。そんな中、ウィルは向かいに住むアン(ナオミ・ワッツ)から、以前の居住者一家殺人の犯人が彼らの父親で、いまだに捕まっていないと教えられる。(シネマトゥデイ)
【感想】
同じシネコンで、ダニエル・クレイグ主演の作品を同時に公開しているって、変な感じ。
片一方は007=有名なスパイだし、こちらは平凡なお父さん。
この作品は、ジャンル分けをしたらたぶんホラーなんだけど、途中まではサスペンスみたいな感覚なので、何の先入観もなく見て欲しいです。
ウィル(ダニエル・クレイグ)は、編集者として一流の人間だが、今日は会社を退職する日。
みんなが惜しんささやかなパーティを開いてくれた。
これからは、家族と過ごす時間を増やすのだ。
郊外の家へと帰る。
携帯で電話をすると、愛する妻リジー(レイチェル・ワイズ)が、玄関から顔を出した。
ウィルはしのびより、驚かせる。
子供たちはパパを驚かせようと、ソファの上にシーツをかけて隠れている。
家族団らんのときが始まる。
小さい娘が、窓の外の人影に怯える。
ご近所の様子も何か変だ。
地下室に若者が入り込み、追い出そうとすると、この家でお父さんが一家を皆殺しにしたという。
向かいに住むアン(ナオミ・ワッツ)も、「その犯人は仮釈放されて、町の精神病院に収容されている」と言う。
もうここからは一言も言えません。
でも、ある時点から、物語は一転します。
その時のダニエル・クレイグの一線を画した演技が素晴らしい。
とまどいながらも、真実に向かっていく姿、感動ものです。
これ、ホラーですよね。
ラスト泣いてしまいました。
いいよー。
この作品こそ、ダニエルの真骨頂ではないでしょうか?
この作品、2011年の作品なのに、いまごろ公開なんですね。
しかも、この作品でダニエルとレイチェルは結婚したそうな。
なるほど!!
二人が愛し合っている感じが、よーくわかりました。
子供たちも最高に可愛い。
いい映画でした。
オススメです。