ーメカニックーTHE MECHANIC
2011年 アメリカ
サイモン・ウェスト監督 ジェイソン・ステイサム(アーサー・ビショップ)ベン・フォスター(スティーブ・マッケンナ)ドナルド・サザーランド(ハリー・マッケンナ)トニー・ゴールドウィン(ディーン・サンダーソン)ジェームズ・ローガン(ホルヘ)ミニ・アンデン(サラ)
【解説】
チャールズ・ブロンソンが主演を務めたクライム・サスペンス作品を基に、『トゥームレイダー』のサイモン・ウェスト監督がメガホンを取ったアクションムービー。完ぺきな仕事ぶりから“メカニック”と呼ばれるすご腕の殺し屋と、後継者として育て上げた若者の非情な運命を描く。『トランスポーター』シリーズのジェイソン・ステイサムを主演に、『X-MEN:ファイナル ディシジョン』のベン・フォスター、ベテランのドナルド・サザーランドが共演。ハードなスタントにも体当たりで挑んだジェイソンのアクションシーンは迫力満点。
【あらすじ】
完ぺきな仕事ぶりから“メカニック”と呼ばれる殺し屋のアーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)に、友人であり恩人の暗殺命令が下る。とまどいつつも任務を遂行したアーサーは、自分が殺した標的の息子スティーブ(ベン・フォスター)と知り合う。やがてアーサーはスティーブを助手に迎え、殺しのテクニックをたたき込んでいくが……。(シネマトゥデイ)
【感想】
ジェイソン・ステイサム主演の次回作「ブリッツ」を予告編でやっていました。
超売れっ子だね、ジェイソンは。
非常な殺し屋アーサー・ビショップ(ジェイソン・ステイサム)。
その完璧な仕事ぶりからメカニックと呼ばれている。
そのアーサーに、組織のボス・ディーン(トニー・ゴールドウィン)から、師でもあり、友でもあるハリー(ドナルド・サザーランド)が組織を裏切った証拠があると言われ、暗殺を命じられる。
☆ネタバレ
このハリー殺害のシーンが、クライマックス、一番良かったなあ。
さすが、ドナルド・サザーランド、圧巻でした。
後は、ただの後日談みたいな感じでした。
ハリーの一粒種、どら息子のスティーブン(ベン・フォスター)、箸にも棒にもかからない奴なんだけど、アーサーは一人前の殺し屋に育てていきます。
二人の間には友情が芽生えたかと思える息の良さで、ディーンの陰謀を暴き、復讐を遂げますが、スティーブンは、直接父を殺したアーサーを殺そうとします。
しかし、アーサーはその心変わりを察して、スティーブンを爆死させるというラストでした。
どこまでも非常に徹したそのやり方の凄まじさ。
すごいなあ、と思いました。
この二人、なかなかいいコンビだっただけに、これからシリーズ化する上には、この結末は惜しいなあと思いましたが、余計なお世話でしょうね?