マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

SUPER 8/スーパーエイト

2011-07-17 09:59:51 | 映画ー劇場鑑賞

SUPER 8/スーパーエイトーSUPER 8

2011年 アメリカ

JJ・エイブラムス監督・脚本 ジョエル・コートニー(ジョー・ラム)エル・ファニング(アリス)カイル・チャンドラー(ジャクソン・ラム)ライリー・グリフィス(チャールズ)ライアン・リー(ケイリー)ガブリエル・バッソ(マーティン)ザック・ミルズ(プレストン)ロン・エルダード(ルイス)ノア・エメリッヒ(ネレク大佐)ジェシカ・タック グリン・ターマン(ウッドワード)

 

【解説】

ハリウッドきってのヒットメーカーである2人のクリエイター、スティーヴン・スピルバーグが製作を務め、JJ・エイブラムスがメガホンを取るSF大作。1979年にアメリカで実際に起こった事故を引き合いに、アメリカ政府がひた隠しにする秘密と、映画撮影に夢中になる少年たちが真実を暴く冒険と成長を描く。出演はテレビドラマ「グレイズ・アナトミー」シリーズや『キングダム/見えざる敵』のカイル・チャンドラー、『SOMEWHERE』のエル・ファニングなど。観客の度肝を抜くような衝撃的な展開に期待。

 

【あらすじ】

1979年、アメリカ・オハイオ州。8ミリカメラで映画撮影をしていた6人の子どもたちのそばで、貨物列車の衝突事故が発生。貨物列車は空軍施設・エリア51からある場所へと研究素材を極秘に移送中だった。アメリカ政府が隠す秘密を目撃してしまった子どもたちのカメラには、事故の一部始終が記録されていたが……(シネマトゥデイ)

 

【感想】

この作品の好みは、スピルバーグが好きかどうかで分かれるんじゃないかな?

「スピルバーグ大好き」映画だなあと思いました。

私も楽しかったよ。

 

ジョーは(ジョエル・コートニー)14歳。

工場の事故で母親を亡くした。

父(カイル・チャンドラー)は保安官代理。

事故の日、母は非番だったが、ルイス(ロン・エルダード)が酔いつぶれて仕事に行けなかったために代わって出勤して事故にあった。

 

母の葬儀に、弔問に来たルイスを父が追い返していた。

 

ジョーはチャールズ(ライリー・グリフィス)たちクラスメートと自主制作映画を撮っていた。

スーパー8は映画祭の名前。

ジョーは特殊メイクや小道具、大道具などを担当していたが、母親の事故のこともあって、熱心ではなかった。

チャールズが主演女優にアリス(エル・ファニング)を頼んだと言った。

がぜん、元気になるジョー。

 

アリスはルイスの娘だけど、ジョーはそんなことは気にしていない。

だって、アリスかわいいんだもん。

 

深夜家を抜け出して、駅で撮影を始めた。

そこへ貨物列車が猛スピードで通り過ぎようとしていた。

臨場感が出ると喜ぶ子供たち。

ところがー。

 

線路に1台の車が入って、貨物列車と衝突、ものすごい事故が起きた。

子供たちは必死で逃げてみんな無事だったが、事故現場で生物のウッドワード(グリン・ターマン)先生が血を流しているのに遭遇。

どうやら、あの車に乗っていたらしい。

先生は頭から血を流しながら「今見たことを誰にも言っては行けない。もし言ったら君たちも君たちの親も殺されるぞ」という。

子供たちは、カメラを持ってあわてて逃げ出した。

そのあと、軍がやって来て、秘密のままに事故処理に当たった。

 

その後、町では人がさらわれたり、犬がいなくなったりという不思議な事件が起こるようになった。

 

☆ネタバレ

ジョーたちはたんたんと映画撮影に取り組んでいたが、明らかに町の様子は変だった。

駅で撮ったフィルムの中に、事故も映っていて、何かが逃げ出す映像があった。

アリスも、何者かにさらわれてしまった。

 

学校に忍び込んでウッドワードの過去の記録から、軍が探しているものが宇宙人であることを知ったジョーたちは、アリスを探しに宇宙人の隠れ家に乗り込むのだがー。

 

最後のシーンが、スピルバーグへの強いオマージュになっていると強く感じました。

開き直っているとしか思えない、強引さ。

でも、そこにジーンと来てしまいました。

あの、「未知との遭遇」や「E.T」で感じた、宇宙への憧れや尊敬、畏敬の念、否定的でないむしろ賞賛したいような思いの溢れたシーンです。

とても凝縮されたものを感じました。

 

よかったー。

 

エンドロールには、子供たちの撮った自主制作映画が披露されます。

これがなかなか面白いんです。

 

私も大学時代、8ミリ映画を撮っていました。

自分の心情を映像に写したいと思った訳ですが、それは未完に終わりました。

そもそも表現したいものが確立していなかったんです。

 

子供たち、楽しそうだなあ。

映画作りって、いいなあ。

 

JJ・エイブラムス監督の「映画作るの大好き!」っていう声が聞こえたような気がしました。