ーハングオーバー!!史上最悪の二日酔い、国境を越えるーTHE HANGOVER PART II
2011年 アメリカ
トッド・フィリップス監督 ブラッドリー・クーパー(フィル)エド・ヘルムズ(ステュ)ザック・ガリフィナーキス(アラン)ケン・チョン(ミスター・チャウ)ジェフリー・タンバー(シド)ジャスティン・バーサ(ダグ)ポール・ジアマッティ(キングズリー)ジェイミー・チャン(ローレン)メイソン・リー(テディ)マイク・タイソン(本人)
【解説】
結婚式前夜にハメをはずし、最悪な二日酔い(ハングオーバー)で目を覚ました男たちの珍道中を描いた大ヒット・コメディー『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』の続編。国境を越えタイを舞台に、前回のトラブルに懲りたはずの男たちがまたもや記憶がなくなるほど泥酔し、ハチャメチャな騒動を繰り広げる。トッド・フィリップス監督をはじめ、ブラッドリー・クーパー、エド・ヘルムズら主要キャストが再び集結。前作よりさらにスケールアップした男たちのおバカぶりに爆笑必至。
【あらすじ】
フィル(ブラッドリー・クーパー)、ステュ(エド・ヘルムズ)、アラン(ザック・ガリフィナーキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)の4人はステュの結婚式に出席するため、一路タイへ。ラスベガスでのバチェラー・パーティーの二の舞を避けようと、ステュはつつましいブランチを計画していた。しかし、翌朝二日酔いで目覚めると部屋はメチャクチャ、新郎の顔には入れ墨が刻まれ、花嫁の弟は行方不明、代わりに1匹のサルがいて……。(シネマトゥデイ)
【感想】
私はドタバタコメディーは苦手です。
どちらかというと堅物だからです。
でも、「ハングオーバー 史上最悪の二日酔いと消えた花婿」はツボにはまって、DVDまで買ってしまって、友達と一緒に見てしまうほどです。
2ができて、予告編だけでもげらげら笑ってしまいました。
公開がすごく楽しみで、早速見てきました。
前回をうまく踏襲していて、笑いのツボは満載でした。
今回は、歯科医師のステュ(エド・ヘルムズ)がタイ人の女性と結婚するので、例のおバカ連中フィル(ブラッドリー・クーパー)、アラン(ザック・ガリフィナーキス)、ダグ(ジャスティン・バーサ)もタイへ乗り込みます。
問題児のアランをステュは外したかったのですが、ダグの義弟なのでむげにもできなかったのです。
今回行方不明になるのは花嫁の弟。
この子がスタンフォード大学医学部へ飛び級で入ったという天才。
アランは妙な敵対心を燃やします。
ステュは、前回の騒動を恐れて午餐会にしました。
夜になって、海岸でほんのビール1杯の乾杯が…。
フィルが目覚めると安ホテルの1室。
アランは頭を丸刈りになっていて、ベッドから転げ落ちました。
ステュはバスタブの中でおねんね。
起こされて振り返ると、オーマイガー!!「落ち着けよ」とフィル。
「歯はあるし」とステュが鏡を見ると、タイソンそっくりの入れ墨が!!
そして、またも飛び出す全裸のミスター・チャウ (ケン・チョン)。
ガラスの水の中には、スタンフォード大学の指輪を付けた指がー!!
花嫁の弟テディ(メイソン・リー)がいない!!
昨夜の記憶もない!
さてはまたアランの仕業?
このアラン、本当に難儀な人ですが、憎めないのです。
やることはめちゃくちゃなんだけど、その本心はいじらしい。
心は子供のままなんだね。
今回はサルが大活躍します。
アランとサルのコンビも絶妙で笑えます。
タイらしい仏教ネタやニューハーフのきれいなお姉さんも笑わせてくれます。
ラストにはまたまたタイソンが乱入。
すごい音痴の歌があります。
聞くに耐えません。
お楽しみ満載。
スカッと笑うのにはいい作品です。
ただ、ひとつ気がかりがあります。
テディの指はもうくっつかないんでしょうね…