マダムようの映画日記

毎日せっせと映画を見ているので、日記形式で記録していきたいと思います。ネタバレありです。コメントは事前承認が必要です。

琵琶湖旅行

2009-11-06 09:42:08 | 旅行
咳がひどくて、体調は良いとは言えないのに、夫と娘と3人で琵琶湖へ旅行にでかけました。
夫は、「娘と一緒の旅行は久しぶりだ!」と大喜びでした。
考えてみれば、私と娘は年に数回旅行しているけど、夫はいつも仕事でした。
ごめんね。

1日目は雨で、大阪をお昼過ぎて出かけたので、ホテルでスパをゆっくり楽しみました。


長浜城

2日目は長浜へ。
竹生島に渡りたかったけど、風が強くて船は欠航でした。
長浜城へ上り、そのあと長浜市街地を散策しました。
名物の長浜ラーメンはそんなに美味しくなかったけど、ウワサ通り、楽しい町でした。
黒壁ガラス館でアクセサリーを買いました。
きれいなものがたくさんありましたよ。
ただ、すごく寒かったので、早めに引き上げました。
帰り道、娘が運転しました。


彦根城

3日目は、彦根城へ。
駆け足だったけど、天守閣に上って、降りてきたところにひこにゃん!!
見れてうれしかったー。


ひこにゃん


近江八幡で水郷巡り。
タイトルに使った写真は、すれ違った手漕ぎ船です。
まったりとした、のんびりとした時間でした。
ヨシの群生している湖を船はゆっくりと進んで行きました。
時代劇でも使われるというどこか懐かしい橋をくぐって、手漕ぎの船とすれ違い、現実離れをした時間を楽しみました。

私たちを案内してくれた船頭さん



浜ぐら

NAKAちゃんに教えてもらった「浜ぐら」(近江八幡市大杉町24 TEL=0748-32-5533 )というお店で遅い昼食。
CLUB HARTEの前に駐車。
向こうにはたねやの本店も見えます。
日牟礼八幡宮の境内です。
八幡堀沿いに降りて行くと「浜ぐら」がありました。

夫は赤の他人どんぶり、娘はステーキ重、私はすき焼きカツをいただきました。


すき焼きカツ


カツを割ると中はとろ~り、こんなの。温泉タマゴをつけていただきます。


帰りにCLUB HARTEをのぞきましたが、すごい人。
行列に並ぶ気にはなれず、日牟礼八幡宮にお参りをして、家路につきました。

北海道旅行

2009-04-28 14:33:25 | 旅行
4月半ば、北海道へ行ってきました。
去年から甥のキヨくんが「酪農学園大学」に通い始めたので、彼の母親である私の妹と、北海道旅行の安いこの時期に毎年行こうと約束していました。
今年は東京から娘も参加しました。

一日目は到着して、すすきのの「空」というお店でゆっくり食事。
ウニがたまらん、美味しかったです。

次の日は、札幌シェラトン企画の「北の国からのロケ地をまわるバスツアー」に参加。
朝9時にホテルのロビーに集合して、出発。
バスガイドさん付きの立派なツアーです。
参加者は8人、少し寂しいです。

 富良野ワイン工場

まず、ふらのワイン工場。
ワイン作りの行程を見せていただき、いろんなワインの試飲もできました。

 工場に眠るワインの樽

この日は、晴天。
雪をいただいた雄大な山々がはっきりと見えました。

富良野駅近辺で昼食。
私たちは福寿司さんで思い思いのお寿司をたらふくいただきました。

 富良野駅近くのお寿司屋さん

 ちらしーこれで並

 これでハーフ

あとは、麓郷の森や廃品で造った家などをゆっくり見て回り、倉本聰プロデュースのニングルテラスやテレビドラマで有名になった「森の時計」などを見ました。

 森の時計

 雪か残る麓郷の森


夜は、新札幌駅前の居酒屋さんで乾杯。
去年から、このお店気に入っています。
名前も知らないんですが。

次の日は、キヨ君の案内で「酪農学園」見学。
風が冷たくて、まだ寒いです。
そして、広いキャンパス。

まず、小さい家畜を見に行くと、 えーっ?この子豚なの??
裏へまわると、こういう看板。

 もちろんやぎです

羊小屋を見ていると、倉庫のような建物から動くものが…。

 かわいい羊の赤ちゃん

産まれて間もない羊の赤ちゃんでした。
すごーく、かわいいです。

牛舎にはすごくたくさんの牛がいました。
においも強烈でした。
酪農学園ブランドの牛乳も出荷しているそうです。

次に向かったのが乗馬部。
優しい目をした馬がいました。
厩舎の中にも。
私たちが近寄ると、馬も近寄ってきました。
すごく人に慣れていました。
写真を撮ろうと寄っていったら、私の肩にがぶりと噛み付きました。

 このあと馬が私の肩をガブリ!!

 妹はキスを
いたずら好きの馬でした。

折しも新入生歓迎会の最中で、本場のよさこいソーランを見せていただきました。

たくさん歩いてお腹が減ったので、去年も食べたびっくりするほどおいしいラーメン「キネドール」へ。
ここの名物はコラーゲンたっぷりの「トロラーメン」です。

 私の食べたトロネギラーメン

やはり、北海道はラーメンがおいしいのでしょうか?
麺も美味しい、スープも美味しい、学生さん向けらしく、ボリュームもたっぷりです。
4つラーメンを頼んだので、チャーハンまで付いてきました。

満足しすぎて、すくには動けなくなりました。
かなりゆっくりしてから札幌へ電車で向かいました。

双子のシロクマの赤ちゃんを見ようと、円山動物園に行くつもりでしたが、雨が降り出しました。
傘も数か足りないし、寒い。
動物園はまた今度。

夕食にはまだ時間があります。
お土産を買ったりしましたが、まだ時間がありますねえ。

映画を検索すると、JRの駅の上の「札幌シネマフロンティア」で「スラムドッグミリオネア」が公開中、しかも時間もぴったりでした。
さすがに、初日の土曜日、映画館は満員で、いい席とは言いがたかったけど、みんなで鑑賞。
今年のアカデミー賞をたくさんとっただけのことはある!!
みんなに満足してもらえたようでした。

キヨ君の友達と待ち合わせて、「キリンビール園」へ。
予約しておいてよかったです。
広いホールは満員でした。
若い人たちがもりもり食べてもりもり飲むのを見ながら、楽しいおしゃべり。
キヨ君も北海道になじんで楽しい学生生活を送っているようで、安心しました。

また、来年、今度は旭山動物園も見たいなあ。


博多へ

2008-12-02 10:53:54 | 旅行
香港から帰ってすぐでしたが、夫の出張について、博多に行きました。
宿泊に選んだのは、ホテル イルパラッツォ



「日本を代表するインテリアデザイナー・内田繁の呼びかけによって、建築界の巨匠アルド・ロッシを中心に、アメリカ、オーストラリア、イタリア、スペイン、そして日本のデザイナーがここに結集。我が国の「デザインホテル」の先駆けとして、ホテル イル・パラッツォは生まれた。」一休.comより。
少し、古びている感じもしましたが、とてもおしゃれな居心地のいい空間でした。

夕方、中州をそぞろ歩き。
連休の最終日だったので、お休みのお店が多かったなあ。
そして、みつけた「川田」さん。



お料理は何を食べても美味しかったけど、一番の収穫は「しじみの紹興酒づけ」。

 これは絶品。



この店の大将が、台湾料理であるこの料理を研究して、出しておられるそうです。
シジミは北海道産だそうです。
この大きさを見て!!

元気な女将さんが、旅人である私たちにも親切に説明してくださいました。

2008年秋香港旅行ー番外編

2008-12-02 10:44:56 | 旅行
私たちが泊まったのはホテル日航香港ですが、ちょうどその向かいには、お土産物屋さんや食べ物屋さんの入ったビルがあり、メインストリートに向かってオープンパブがありました。
「まだ飲むの?」という感じで、店内に入っていくと、店の奥ではフィリピン人バンド(たぶん…)が、ライブを行っていました。
夫と友達夫婦ははヒューガルデン、
私はギネスを注文しました。
この大きなコップ、感激ですねー。

お客さんはしらけ気味ですが、バンドはどんどん熱を帯びていきます。
ビートルズの曲の演奏が続き、夫はノリノリ、とうとうステージに上がって歌ってしまいました。



夫は、新婚旅行以来の海外旅行でしたが、いい思い出になったみたいです。

2008年香港旅行ー天香楼

2008-11-28 19:15:33 | 旅行
夜は天香楼、杭州料理だそうです。



日本にもある中華料理屋さんとあまり変わらない店構えでしたが、お値段も味も香港で1、2を争う料理店だそうです。
そんなこともかまわず、香港へ来ても上海蟹を食べようとする私たち。

これから茹でる蟹が、てんこもりにー。


 まず、酔っぱらい蟹。

これは、お店によって全部味が違いますね。
すごく濃厚でした。
私は、新光酒家(上海)がの方がいいと思いますけど。
それから、成隆行蟹王府(上海)も。
余談だけど、成隆行蟹王府の「フカヒレと蟹の卵のスープ」は、語りぐさになるほどの美味しさでしたねー。

このエビのお料理は素晴らしい。
名物料理みたいですね。

 これはうすあげです。

フカヒレスープ。

そして、先ほどの蟹が出てきました。


 この豆苗の炒め物、最高でした!!
私は、これが一番お気に入り!!
お昼の王子飯店でも出ましたが、数倍美味しかったです。

このデザートはサービスだそうです。


伝票が来て、みんなびっくり。
やはり、香港は高いわ。
上海蟹は上海から運んでいるというし、上海のように注文してはダメだとみんな実感しました。

でも、これだけ美味しかったから、しかたがないわね。

来年は、どこへ行く?


2008年秋香港旅行ー王子飯店

2008-11-28 18:49:55 | 旅行
次のお昼ご飯は、王子飯店へ。



ま新しいビルの11階にあって、個室に案内してもらったので、見晴らしは抜群!!
香港島が真正面に見えました。
たくさんの島も見えました。


従業員も感じよかったし、サービスもよくて、新しい香港のお店だなあと思いました。

 メニュー

 チャーシュー入りのパン

 スープ

 北京ダッグ

 ピータン

飲茶系統をいろいろ食べましたが、あとは、省略です。

食後は解散して、香港のお買い物を楽しみました。
ちょっと、歩き回らないと、お腹も減らないしねー。

2008年秋香港旅行ー福臨門

2008-11-28 15:22:56 | 旅行
グルメの日記、まとめて書きます。

これは、10月の終わりに香港へ行って、食べたお料理です。
お料理の名前がわかりません。
あいちゃん、助けてね。

いつもはこの時期、上海へ行くのが恒例になっていたのですが、今年は、ご近所の中華料理店、Mシェフのご推薦で、香港へ行くことになりました。
ご一行様は11名です。(2日目の夜だけ、1名追加)

これが福臨門玄関です。



こちらから入って、香港店を調べてください。
私たちは九龍に泊まっていたので、香港島の港仔(ワンチャイ)まで、地下鉄に乗ったのですが、それがキップを買うだけで、大騒ぎ。
駅からお店までは、歩いている人に道を聞きつつ、広いグラウンドを歩いて横切りました。
2階建てバスも走っていました。

さて、広東料理なら世界一と名高いお料理は、いかにー。

 テーブルセッティング

 薬味

まず、このスープにやられましたねー。


いきなり、子豚ちゃん。


 こんな感じでいただきました。

これは、ホタテのお料理(でしたよね?)


ヘビと野菜の細き切りいため


このお魚は、「はた」(癖のない淡白な感じ)


まだまだ、いろいろあったんですが、省略しまして、ご飯を紹介します。


こういうものも一緒に出てきて、


こんな風に一人前をいただきました。


最後はフルーツです。


やはり大勢で行くと、中華はエンタメな食事が楽しめますね。

Mシェフ監修のメニューは、リーズナブルで珍しく、目にも舌にも絶品でした。
私たちのことをよく知っていてくれているわー、と大感激しました。

この後、ビクトリアピークで夜景を見ました。
あいちゃんが買ってきてくれたシャンペンをあけて、何度も何度も乾杯しました。



ーおいしいトルコ10日間 その8ー

2008-06-16 18:36:54 | 旅行
ーおいしいトルコ10日間 その8ー
最終章

ここまでお付き合いいただいたあなた、付き合いついでにもう少し、余韻に付き合ってくださいね。

トルコってどんな国か、ぜんぜん知らなかった私なのに、とても懐かしい感じのする国となって、私の中で息をし始めました。

もう一度戻ってみたい、イスタンブール。
私のイスタンブールは、「飛んでイスタンブール」ではなく、「Wind is blowing from the Aegezm」の「魅せられて」のような感じです。
「南に向いてる窓を開け、一人で見ている海の色」
うーん、阿木耀子さんは、イスタンブールでこの詞を書いたんじゃないかなあ?

トルコを出るときは、もう二度と来ることはないと思いましたが、いま、こうして日記を書いて振り返ると、「もう一度行きたい」という気持ちがふつふつとわいてきました。
シナン最大のジャミィ、セレマニエ・ジャミィも見れなかったしね。

いつか、きっと!!

写真は一部、NちゃんMさん、K氏のものを使わせていただきました。

旅行にご一緒しました皆様、お世話になった皆様、いい旅行になりました。
心から感謝申し上げます。

まだまだ、トルコの思い出を…

 カッパドキア・ラブバレーにあった岩ーそういえば人がキスしているように見えます。
 カッパドキアのホテルのドアー開け閉めするのに苦労しました。
 カッパドキアのハト 
 カッパドキアの犬  ヒッタイトの遺跡でみつけたスズメ

 トプカプ宮殿の庭にいたネコ  トプカプ宮殿のカラス
 ハイダルパシャ駅の時計にとまっているハトー残念!暗すぎますね。

 クルーズの船の船長さん
 アンカラ駅にいた子ども

 トプカプ宮殿ハレムの入り口
 トプカプ宮殿の螺鈿の箪笥

 ブルーモスクの天井
 ブルーモスクの絨毯
 リュステル・パジャ・ジャミィのタイル

ーおいしいトルコ10日間 その7ー

2008-06-16 17:28:08 | 旅行
ーおいしいトルコ10日間 その7ー
イスタンブール後編の続き(どんどん長くなってごめんなさい)

さて、ホテルに戻って、今夜のディナーに備えて身なりを整えました。
今日のディナーはホテルの隣にあるチュランパレスのトゥーラというレストラン。
ツアーのみなさんも、見違えるほどの紳士淑女に変身していました。

 私たちのお部屋の正面の建物、チュランパレス。ディナーをいただくレストラン・トゥーラがあります。

この宮殿は、1800年代後半に建てられた、王の夏の宮殿だそうですが、シャンデリアや柱など、息をのむほどの豪華さです。

トルコらしいお料理の数々が、次々と運ばれてきました。
紹介するのは、そのお料理の一部です。
いままでいただいてきた、トルコの伝統的なお料理の集大成と言った感じで、とても満足しました。

 まずトルコワインで乾杯
 ドルマ  シガラ
 メインー私はお肉料理を頼みました。
 チョコレートの盛り合わせ  サービスの様子

途中から、トルコの民族楽器を使った生演奏も聞こえてきて、すごく素敵です。

お部屋に戻って、もう一度ワインで乾杯をしていたら、花火が始まりました。


素晴らしい!!
旅行の最後の夜を美しく飾ってくれました。

次の日は、ゆっくり起きて、ゆっくり朝ご飯を食べて、 シャンパンもいただきました。朝から!!
それから希望者だけでスレマニエ・ジャミィとシナンのお墓を探しに行きました。

 途中で水道橋をくぐりました。

 第10代スルタン、スレイマン1世

これがスルタン・スレイマンです。
この絵は軍事博物館に飾ってあったものです。

 スレマニエ・ジャミイ入り口にてー私
スレマニエ・ジャミィは修復中で、中は見れませんでしたが、隣にある墓地にはスレマニエ廟とロクセラーヌ廟がありました。

 スレイマン廟  ロクセラーヌ廟
ロクセラーヌーウクライナ地方から奴隷として連れてこられ、貢ぎ物としてスルタンに捧げられた人だそうです。
そして、第4夫人となり、最終的には正式な王妃となった人。
夢枕さんでなくとも、想像をかき立てられる人物ですよね。

 ミマール・シナンの墓
シナンの墓は、スレマニエ・ジャミィの外にありました。
スレマニエジャミィを一周する形で私たちは足早に通り過ぎました。
でも、ターバンを巻いたような棺はしっかり目に納めました。

この辺りの道具屋さんも素敵でした。
もう少し、時間が欲しかったなあ。

ホテルへ戻って、荷造りをして、さあ出発。

昼ご飯を食べがてら、オルタキョイ地区を散策。
ここでは、じゃがバターにたくさんトッピングをしたクンピールを食べました。

 クンピール屋
 クンピール

感想は、なんとも…汗!!
トッピングを欲張り過ぎたようです。
量も多いし!!

オルタキョイ・ジャミィにも入れていただきました。

 オルタキョイ・ジャミィ入り口

そこには、光が満ちていて、お祈りの時間ではなかったのでしょう、人々が寛いでいました。
私も、精神が隅々までほぐされて行くような気がして、とてもいい気持ちになりました。
一緒に入ったNちゃん、Mさんも同じ感覚を持ったようでした。

「近所にあったら、毎日でも行きそうだわ」と言うと、「イスラム教に改宗しましたか」とからかわれましたが、この旅行で、イスラム教に対する私の印象はかなり変わったと思います。

世界平和は相互理解が第1歩ですね。
トルコのように、イスラム教も政教分離がしっかりできるなら、国際社会でも十分お付き合いができると思いました。

しかも、イスラム教は他の宗教と比べても、優しい、明るい宗教でした。
戒律ばかりが強調されますが、それも解釈の仕方次第のような感じもしました。

 カーリエ博物館
最後に訪れたのはカーリエ博物館(コーラ教会)です。

 カーリエ博物館内部のモザイク画
これも、ビザンティン帝国時代はキリスト教の教会でしたが、オスマントルコによってイスラム教会として、モザイク画が塗り込められていたのを、現在は修復して公開されています。
素晴らしい芸術品のモザイク画の数々でした。

ギリシャ人の観光客と一緒になりましたが、絵にギリシャ語が書いてあるらしく、目の色が私たちとは違っていました。
「これって、私たちのものじゃない!!」と思うでしょうね。

さて、空港について、長い旅も終わり。
運転手さんと別れの挨拶をし、アルプさんにもさよならを言いました。


ーおいしいトルコ10日間 その6ー

2008-06-16 09:30:59 | 旅行
ーおいしいトルコ10日間 その6ー
イスタンブール後編

朝のめざめは、すばらしいものがありました。

朝ご飯を食べて、復活!!

今日は忙しい日です。
主立った観光スポットを回って行きます。
港には、高層ビルを横倒しにしたような大きさの豪華客船が泊まっていて、アルプさんが
「この船から、観光バス100台が市内観光に回ります。どこも混んでいるだろうなあ」とつぶやきました。
ヨーロッパの人たちが地中海クルーズで、イスタンブールに遊びに来るのですね。
次の日もここを通りかかったら、同じ規模の違う船が停泊していました。

まず、ブルーモスク。


スルタン・アフメット1世のために建てられたモスクですが、アヤソフィアのすぐ前に建てられ、その規模を競ったのですから、オスマンのプライドが感じられる建物です。
大きさも、美しさも、豪華さもため息ものです。

 ブルーモスク内部
 ブルーモスク天井

外に出ると、お布施を集めている人がいました。

 そして、門からはアヤソフィアが見えました。

 アヤソフィア
 アヤソフィア入り口

 アヤソフィア入り口に展示してあるギリシャ時代の遺構

アヤソフィアは、360年にコンスタンティヌス帝によって建てられて、その後オスマントルコにはイスラム教のモスクとして使われていました。
征服者の目にも、潰してしまうには惜しいと思わせた建物だったのでしょう。

 アヤソフィア内部
夢枕さんの「シナン」では、若いシナンとまだ王になる前のスレイマンが最初の出会いをするのがここでした。

私も、シナンの気持ちになって、大天井を見上げてみました。
とにかく、驚きの規模です。
柱も壁も、調度もみんな大理石。
壁なんて、木目のように石目をあわせてデザインされていました。

 アヤソフィア天井ー右のものは天井までのびた巨大な足場

半分の空間に足場が組んでありましたが、アルプさんは「修復中ということですが、あの足場は取るつもりはないんじゃないかなあ」と言っていました。
その足場のおかげで、対面の天井に描かれたマリア様は見えにくくて残念でした。

 二階から下を見る

 アヤソフィア2階のモザイク画のキリスト

キリスト教の名残りはあちこちにありました。
その修復も進んでいるようでした。

 アヤソフィア2階の傾いた柱
二階の柱は斜めになっていました。ガーン!!

イスタンブールは地震の多いところだそうですが、この建物はこの大きさで続いていると思うと、これを作り出した人間の叡智に畏れさえ感じます。

次はトプカプ宮殿。

 トプカプ宮殿に見学に来ていた子供たち

 ディズニーランドに入るのじゃありません。
本物の宮殿です。

ハレムから入りました。

ここでスレイマンやロクセラーヌが暮らしていたと思うと、体が震えてしまいました。

 ハレムに入ってすぐにあった大きな鏡  鏡の装飾
 トプカプ宮殿の再現
 トプカプ宮殿のお風呂。サウナ風呂のような部屋で体を温めた後、ここに貯めたお湯で汗を流します。湯船につかる習慣はなかったそうです。
 王様の家族のお部屋
 トプカプ宮殿のステンドグラス
 トプカプ宮殿の部屋の天井

写真では紹介できませんが、宝物殿はすごいです。
ハート形のダイヤモンドや、大きなルビーついた短剣など。

ほかにも、モーゼの杖だとか、コーランの朗唱の実演だとか、いろいろあったけど、待ち合わせの時間があっという間に来てしまいました。

 トプカプ宮殿の出口

 トプカプ宮殿の厨房

お昼ご飯は2つに分かれました。
私たちは、町のファーストフードへ。
 店先のケバブ
ドネルケバブサンド、パンの代わりにナンではさんだもの、をいただきました。
 ドネルケバブサンド
香辛料もきつくなく、とってもおいしいものでした。

 イスタンブールの待ち時間の表示される信号。いらちはアジアらしい?

もう一つの班は、日本食へ行きました。
高級な感じのレストランでした。
 「うどんや」!?

午後からは、軍事博物館へ。
  

トルコ軍は、軍隊の最前線に楽団を送って、志気を高めたそうです。

博物館の前庭で、その音楽の実演がありました。
昔のNHKのドラマ「阿修羅のごとく」を見ていた人なら、わかるんじゃないでしょうか?
独特の拍子とメロディを持った音楽で、聞き入ってしまいました。

次ぎに行ったのが、地下宮殿。
宮殿と言うけど、ここは貯水池なんだそうです。
作られたのはビザンティン帝国時代。

柱の礎石にメドゥーサの首が使われているのですが、これは、その時代以前のギリシャ神話を文化として持っていた民族のものを持ってきて使っているのだろうということでした。
それにしても扱いがひどすぎる気がします。

 メドゥーサの首の彫刻が柱の礎石に使われている。