<テレビ番組情報>
フロンティア NHK‐BS 毎週水曜日 午後9時~10時00分
1月10日 中国・アメリカ 月への夢
1960年代から世界の宇宙開発をリードしてきたアメリカ。21世紀に入ってから急激に伸びてきた中国。今、2つの大国が目指しているのは月だ。一体月には何があるのか?両国が次に着陸を狙っているのは月の南極。そこには氷が大量に眠っていると考えられている。氷を水に変え飲料水や植物の栽培に活用。さらには水素と酸素に変え、ロケットや機械の燃料に。月面に基地を作り、資源の採掘を目指しているという。両国のフロンティアに立つ人物にインタビューし、目指しているものは何かを明らかにしていく。
居間からサイエンス BSテレ東 毎週水曜日 午後10時~10時55分
11月10日(水) 6時間寝ると十分? 柳沢正史 筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長
睡眠に関してあらゆる情報が出回る昨今、良い睡眠をとるにはどうすればよいのか?世界的権威から、睡眠の新常識が続々と語られる…なんと睡眠は貯金(寝だめ)できない!?人間にとってかかせない睡眠。柳沢正史教授は、謎だらけだった「眠りのメカニズム」を次々と改明している睡眠研究の世界的な研究者。実は生物がなぜ眠るのかは、まだ正確にはわかっていない。さらに睡眠に関わる様々な疑問に柳沢教授が、次々と解説。日本人は世界的に見ても睡眠時間が少ない?ショートスリーパーは希少?徹夜すると体にとんでもない事が起きている?!まさかの睡眠の真実に驚愕の連続。加藤浩次の質問が攻めが止まらない!?知られざる睡眠の世界を加藤浩次と徹底トーク。柳沢教授は、眠りを制御する「オレキシン」、眠りを引き起こす「SIK3」などを次々と発見し、紫綬褒章、ブレークスルー賞を受賞。世界的にも注目を集めている。さらに柳沢教授の日々の研究を活かし、不眠症で困っている人に役立つ画期的な睡眠薬が開発された。自身も質の良い睡眠をとるため、自宅での実践生活の様子も公開。早く眠りに入るコツ、適切な睡眠時間とは?尽きない睡眠の謎に迫る最先端サイエンスに迫る。
出演:柳沢正史(筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 機構長)
司会:加藤浩次、須黒清華
地球ドラマチック NHK‐Eテレ 毎週土曜日 午後7時~7時45分
1月13日(土) 魔法の国の生き物たち〜オーストラリアの大地で〜
固有種を中心にたくさんの野生動物が暮らす“魔法の国”オーストラリア。しかし今、人間の経済活動の影響により、動物たちの生息環境が激変している。街中に暮らすフクロギツネやウォータードラゴンは、変化を逆手に取り、生息数を増やすが、コアラは生存が危ぶまれるなど、苦境に立たされる動物も。一方、コガタペンギンは保護活動が実り、生息数を回復させつつある。たくましく生き抜く動物たちの物語。(2019年 イギリス)
ガリレオX BSフジ 毎週日曜日 午前8:28〜9:00(隔週新作)
1月14日(日) サナダムシの世界 キモ美しきその存在は善か悪か?
人間に寄生し生き延びてきた寄生生物「サナダムシ」。サナダムシとは条虫の俗称で、条虫とは、脊椎動物の体内に寄生し宿主から栄養を奪うことで生きながらえてきた紐状の寄生生物だ。そして近年、ネットには“サナダムシはダイエットに良い”や“アレルギー抑制に効果がある”といった情報が散見される。これらは事実なのかだろうか?また事実だとしても危険性はないのだろうか?腸管寄生蠕虫が動物の免疫機能に及ぼす影響を探る研究や、恐怖の寄生生物“芽殖孤虫”の研究。更には今、増えつつある謎のサナダムシに迫り、サナダムシにまつわる真実を浮き彫りにする。
主な取材先:倉持 利明(目黒寄生虫館)
下川 周子(国立感染症研究所)
菊地 泰生(東京大学)
林 慶(岡山理科大学)
サイエンスZERO NHK‐Eテレ 毎週日曜日 午後11時30分~0時00
1月13日(土) もはやSFではない! “人工冬眠”研究最前線(アンコール放送。初回放送日: 2023年1月15日)
SFでおなじみ「人工冬眠」が現実のものに?冬眠は極限環境を超省エネモードで生き抜く生存術。人間に応用できれば、救急医療や宇宙進出に欠かせない技術になると期待されている。2020年、本来冬眠しないマウスを“冬眠に似た状態”に誘導することに成功した驚きの研究が発表。さらに人類がかつて冬眠していた可能性も!飲まず食わずでも臓器や筋肉が衰えない冬眠パワーを寝たきり予防に生かす研究も紹介。