仙太の「雑杷ひとからげ」

「工房仙太」の新作紹介及び日々の雑想を連ねています。(ショップ http://k-senta.com/)

クラウド

2008年10月16日 21時39分24秒 | 日記
 昨日の「クローズアップ現代」で「クラウドコンピューター」の特集をしていました。 
 クラウドというのはアメリカの企業が管理する巨大コンピューターで、世界各国の企業からそれぞれの情報を集めて一括管理し、最新のソフトウェアで分析して事業の方針や社員管理に至るまできめ細かい提案や指導をするというものだそうです。それの世話になる企業は自前でソフトウェアを更新したりする必要がなく、常に最新の世界情勢に合わせた経営方針を示してもらうことができるという優れものらしい。自分の会社に大本のコンピューターがない。どこにあるんだ?おおかた雲の上にでもあるんちゃうの?ということで「クラウド」と呼ばれているとか。
 
 でも、どうなんかなー?という気がします。僕はコンピューターのことはよくわかりませんが、自分の会社の業績や社員の個人情報に至るまでの全てをよその機械に預けてしまって、その機械がもし止まったら…。もし誰かが悪用したら…。悪用する気がなくてもうっかり誰かがミスしたら…。いつだったか東京であった地下鉄の自動改札の全面ストップ事故の原因はほんのわずかな入力ミスだったらしいし。
 
 もし停電してもガスでお湯が沸かせたり、普通の石油ストーブで暖がとれたりという、「自分の力で何とかなる部分」を残しておかないと僕は不安です。ちなみに家には薪ストーブもあります。田舎だから七輪も豆炭もある。災害には強いといえます。あと問題は僕自身がどこまで役に立つのか、あまりアテにはならないということですかね。