ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

日銀黒田節で踊る気にならない

2015年06月05日 | Weblog
私は物価が上がるといいと思っていません。
景気についてもよくなってほしいと思っていません。
日本は消費しすぎで、地球環境を悪化させている国と思っているからです。
したがって黒田東彦日銀総裁の異次元金融緩和に反対しています。
黒田総裁の思い通りに物価や景気がなっていないのは、私だけでなく、多くの人々が日本は節約をした方がいいと思っているからではないでしょうか。

黒田総裁は、「飛べるかどうかを疑った瞬間に永遠に飛べなくなってしまう」と、4日、都内で開いた日銀主催の国際会議で、ピーターパンの物語に出てくる言葉を引用し、人々が物価が上がる、景気がよくなると思うようになることが重要だと言い、そうなるまで強気のメッセージを出し続ける決意だそうです。
私は黒田総裁に反対して信念をもって節約し続ける決意です。

円の価値を守るべき日銀が円の価値を下げたいとはふざけたお話しです。
世界経済交流には安定した為替レートが大切なのに現在大幅に円安です。
日銀は中央銀行として機能していません。
円に代わる新しい通貨がほしいと思っています。

私は異次元の日銀黒田節なんかで踊る気になりません。

狭小住宅の価値観から脱却できない日本

2015年06月04日 | Weblog
戦前は貧困層は100㎡ぐらいの敷地に建った小さな家に住んでいました。
地主は貧困層のために土地を100㎡ぐらいに区画して貸しました。
父は農家の二男で、会社員になりましたが貧乏で、地主から100㎡ぐらいの土地を借り、どこかにあった古い家を移築し、住んでいました。
私は子供でしたが、狭い敷地、小さい家と思っていました。

ところが現代でも敷地が125㎡以下の狭小住宅が無数です。
特に都市部が多いと思います。
車社会ということで駐車場がありますが、家の大きさだけで見れば戦前の貧困層の狭小住宅と同じです。

戦後輝かしい経済成長をとげた日本でどうして住宅の大きさは改善しなかったのかと思います。

もっと驚くべきことは、究極の狭小住宅と言うべきマンション(大邸宅)という名の狭小集合住宅が大流行していることです。
高層集合住宅についてはお金持ちまで高級住宅と思って買っています。

集合住宅の谷間の一戸建てなど何の価値もありませんが、集合住宅は狭小、隣家が隣接しすぎ、庭がない、窓が少なく人工照明空間が多い、玄関までのアプローチが密室のような空間など問題が多いと思います。

高層集合住宅の場合、高層部は地震の時、数mの振幅で揺れるそうです。
停電になるとすぐ自家発が作動するようになっているとは思いますが、地面から高い所にいることは不安の原因になりそうです。
エレベーターが故障すると孤立の不安を感じるでしょう。
低層部で火災が発生すると恐怖でしょう。
耐震・耐火・安全設計が発達しているので心配ないと言われていますが、本当に安全でしょうか。

日本は経済がよくなりました。
住宅と町について一段価値観の水準を上げた方がいいのではないでしょうか。

世界の観光地に行く人が無数にいても自分の家や町が貧相ではちょっとまずいでしょう。

経済を重視すればするほど安全を軽視

2015年06月02日 | Weblog
6月1日夜南京から重慶に向かって長江を上っていた長さ77mの大型客船「東方之星」が強風(竜巻?)にあおられて沈没したそうです。
458人が乗っていたが、ほとんどの人が船内に閉じ込められたまま沈没したため、死者が増えそうです。

当時暴風雨だったようですが、過去、暴風雨でも平気で運航していたのでしょうか。

船の客室は4層になっており、重心が高くて強風を横から受けると転覆しやすい構造のように見えます。

強風の時は運航しない安全基準がなかったのでしょうか。

運航会社が無理をしたことが大事故の原因だと思います。

収益性が低い、あるいは収益に貪欲になるとどうしても会社は安全を軽視し、無理をします。
そして大失敗します。
会社の信用が落ちるだけでなく、多くの犠牲者を出します。

東京電力福島第一原発事故も、安全基準が低かったこと、収益性に貪欲になって東京電力が安全性を軽視したことが原因でした。
津波で電源が機能しなくなることは想定されており、電源を津波の被害を受けない高台に移すべきという専門家の意見が出ていたが、東京電力の経営幹部はそんなことを心配していたら原発の発電コストが上がってしまうと言って意見を無視しました。

経済を重視すればするほど安全を軽視します。
原発については日本は依然として経済重視、安全軽視です。