ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

技術で日本は世界に貢献してほしい

2015年06月12日 | Weblog
非常に円安と思いますが、この円安でも貿易収支は黒字が安定しません。
国際収支はよくなっています。

これは何を意味するかというと、海外投資が順調ということを意味しています。
生産が国内に回帰しているという報道がありますが、その動きは大きな動きにはなっていません。
会社側から見れば海外投資は円高でも円安でも有効と思っていると思います。
要するに会社は条件のいい国を探して自由に事業を展開しています。
従業員は外国人でいいと考えています。
事業力のある会社は世界企業に成長しています。

一方、ほとんどの日本人は国内で仕事を探しています。

したがって今後の日本は海外生産を国内生産に回帰させるのではなく、新たに国内生産を興すことが大事ということがわかります。
日本で事業を考えるならまずは日本で不足している、あるいはあるといいと思うもの・サービスを提供することを考えることが基本と思います。

東京電力福島第一原発事故による放射能漏洩・汚染を考えると、原発廃止と環境汚染のないエネルギーの技術開発は日本の急務と思います。
火力発電についてはエネルギー利用効率を飛躍的に上げることが燃料消費を大幅に減らすのに有効です。
海の近くに火力発電所を建設して熱をほとんど海に捨てる技術は時代遅れです。
熱を有効に生活・生産に利用する生活・生産現場に近いところで発電する技術が重要です。

省エネルギー技術はエネルギッシュに開発を続けるべきです。

人口減少、老人割合増加の傾向を見て、アジアから労働力を導入せよと叫ぶ人がいますが、導入後の社会問題に関する考察ができていません。
もっといけないのは技術開発の効用を理解していません。
たとえば病人の介護に若い人を振り分け、かつ生産に必要な仕事をこなしてもらうためには生産の無人化を進めることが大事です。
昔は繊維産業といえば女工哀史でしたが、現代は無人工場で繊維が生産されています。

日本は食料問題でアメリカに頭が上がりません。
お米すら勝てそうもありません。
食料はアメリカに降参ではまずいのではないでしょうか。
既存の農業の延長線上で日本の農業を考えるのでは敗北あるのみです。
産官学協力してモデル農業に挑戦するといいと思います。
大農場を用意してモデル農業に参加する地方はあると思います。
現在やっている農地バンク制度では農業が近代化する前にアメリカからとうとうと農産物が日本に入ってくるのではないでしょうか。
アメリカは食料で日本を操り続けるでしょう。

これは先の話ですが、草食動物の消化の仕組みの工業への応用、組織培養の工業への応用などは食料危機を回避する方法として有効です。

世界は食料とエネルギーと病気と環境に苦悩し続けます。
この問題に日本は技術で貢献するといいと思います。

安倍晋三内閣は世界における平和日本の役割を理解できていません。
戦争の原因を除去せず、自衛隊を戦場に送り込んでどうして戦争を終わらせることができるでしょうか。
戦争を拡大するだけです。
安倍総理は現憲法の真の価値に気づいていません。