ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

高齢化した町で町の仕事を進めるには

2015年06月25日 | Weblog
何んとか1年交代制で町内会の役員になってもらっても役員が町の仕事をやりたくないと言ったら町内会は機能しません。
私の町もこの問題で毎年苦労しています。

どの町でもそうだと思いますが、私の町も町の仕事をするボランティア組織を編制して町内会の機能を補完してきました。

ところがある分野の仕事ですが、ボランティア組織があるのに町の仕事が機能していません。
そこで原因を調べてみると、ボランティア組織の幹部が、ボランティアが仕事をやらされることを嫌って町内会にアドバイスすることを仕事にしていることがわかりました。
当然のことながらこの幹部の下では仕事がありませんから、ボランティアはどんどんボランティア組織から脱会し、今では幹部だけのボランティア組織になっていることがわかりました。

ところが困ったことに幹部に自分達に問題があるとの認識が全くありません。
自分達のアドバイスに従って動かない町内会が悪いと思い込んでおり、自分達が動かないことが問題と認識していません。
その結果、町内会も仕事をせず、ボランティア組織も仕事をしないという状態が続いています。

ボランティア組織の幹部に問題がありますが、町内会は仕事をしないという弱みを持っていますから表だって幹部を批判しません。
町の人々も幹部が町の人ですから批判しません。
幹部が気付いて考えを変えるか、ボランティア組織から引退するのを町は待っている感じです。

別の分野のボランティア組織ですが、町内会が必要性を認めて設けた組織ですが、町内会が非協力的であったことを怒って勝手に組織を解散しました。
これも組織の幹部に町内会の機能の弱点とボランティア組織の仕事に関する認識がなかったことが原因でした。

町の仕事をするボランティア組織は、町内会の機能が弱いから設けます。
町内会が動かないと言ってボランティア組織まで動かないとか、怒って解散するというのは困ったことだと思います。