ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

政府はどうして原発に執着するのか

2015年08月04日 | Weblog
冷静に技術評価すれば原発は危険かつ経済性がありません。
危険の性質も一過性ではなく、子々孫々を苦しめる危険です。
政府は原発は発電コストが一番安いと言いますが、これまで政府が負担した分、これから政府が永遠に負担する分をコスト計算に入れていません。
政府が負担する分は国民の税金です。
つまり国民から見れば一番高い電気を使わされることになります。

政府は原発はいいと信じて莫大な先行投資をやってきました。
大失敗をしたとは思いたくありません。
大損もしたくありません。

電力会社は政府の厚い支援を受けて原発を建設し、維持してきました。
原発廃炉や放射性廃棄物処理処分で莫大なお金が必要ですから原発で大儲けをしないと大損となり、倒産します。
電力会社は大損を恐れて原発廃止を決めることができません。

原発にお金を出した資本家も大損してはたまらないと思っています。

原発賛成派は、自分達が大損しないことだけ考え、国民が放射線障害に苦悩することを考えません。
原発賛成派も放射線障害に苦しむことになるのですが、その危険を考えません。
仮に危険を考えても、何とかなる、自分はうまくやると考えて危険を重視しません。

もう一つ、政府は強国は原子力を利用するという考えにとりつかれています。
原子力は危険ですが、非常に大きな力を持っています。
つまり原子力信仰を持っています。

日本を正すことができるのは人々だけです。
人々が原発反対の政党・政治家を選挙で選び、原発反対派が国会で主流にならない限り、日本は放射能汚染国となり、人々は放射線障害に苦悩します。



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