外国人観光客を増やすことはジェット旅客機燃料消費を増やすこと、脱炭素にならない

菅義偉内閣は観光立国論を主張しているが、脱炭素の方針と矛盾していると思います。人々が生きるのに観光産業が必要ということであれば、燃料が増えてもしょうがないということになりますが、外国人旅行者が減っても別に日本人の生活水準が下がる訳ではありません。国連、あるいは世界が脱炭素を実現しようと取り決め、さらに菅内閣も協力すると表明したのですから脱炭素を優先した政策を実行すべきと思います。観光立国論は疑問です。積極的に海外に日本美を宣伝する必要はないと思います。ましてカジノをつくって外国人観光客が増やそうという考えはよくないと思います。普通にしていてもわざわざ来てくれる外国人観光客を丁寧にもてなすことがだいじと思います。

町の人々が町を美しくして人生を楽しむ。それを聞きつけて外の人々が観光に来る。あくまでも町の人々が楽しむ町の美が基本です。どんな町でも主要産業は生産であることが安定の基本条件と思います。

新型コロナウイルスで観光産業の収益性が大幅に減ったのは観光産業の弱点です。そのほかにも深刻な弱点があると思います。安易な観光立国論は危険です。