そそり立つ会社事務所
米倉弘昌経団連会長は日本のことを考えていないと思います。
たとえば会社の生産コストを下げるため外国人労働者を増やすべきと主張しています。
中進国、後進国から労働対価の安い労働者を日本に連れてきて会社収益を改善したいという訳です。
外国人労働者が日本で増えた場合、日本社会がどうなるか考えていません。
失業率が高い日本の若い人々が苦悩することを考えていません。
会社のことしか考えていません。
2月27日には記者会見で東京電力福島第一原発事故について「事故は経営問題から起きたのではなく、大災害で引き起こされた」と述べたそうです。
地震や津波が原因であっても、普通の経営者は「原発事故で広域放射能汚染を起こしてしまった、取り返しのつかない大失敗をした」と経営責任を感じるものです。
地震や津波はいつかは来るとわかっていた天災です。
わかっていながら原発をつくり、その原発が広域放射能汚染を起こした訳ですから東京電力の経営責任は非常に重いと思います。
原発をつくらなければ広域放射能汚染は起こりませんでした。
広域放射能汚染は天災が悪いですむ小さな問題ではありません。
米倉氏個人の問題ではなく、経団連が堕落したと思います。
経団連は、会社は社会的存在ということを忘れ、会社の収益だけ心配しています。
だから無責任発言します。
もし経団連が日本のことを考えているなら会社の社会的責任を明確にするでしょう。
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