ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

11.3.11大地震と津波

2011年03月12日 | Weblog
昨日大地震がおこった15時前私は病院帰りの妻を乗せて横浜を車で走っていました。
信号が消えているので変と思いました。
よく見ると電線や電柱が大きく揺れているので地震とわかりました。
中学校の脇を走ると、プールにはった水が大波を打ち、縁からあふれ出て道に流れ出していました。

車で町の中を通りましが家屋の倒壊等はありませんでした。
震源は遠いと思いましたが、震源付近は大変なことになっているのではないかと想像しました。

停電していましたので携帯ラジオで地震情報を聞きました。
三陸沖が震源で津波が来ると報道していました。
場所によっては高さ10mの津波が来るというのに何とアナウンサーは「海岸や河口に絶対に近づかないでください」と繰り返していました。
いったい誰がアナウンサーにそう言わせたのでしょうか。
アナウンサーが自分の知識でそう言ったのでしょうか。
高さ10mだったら防波堤も堤防もこえ、波は内陸部へ深く浸入して来ます。
「急いで海岸から遠い所また高い所に避難してください」が正しい指示です。

まもなくして、誰それさんの庭の石灯籠が道側に倒れ、転がっているとの情報が入り、現場に行きますと、高さ2mぐらいある大きな灯籠が倒れ、上部、中部、下部などがばらばらになって道に転がっていました。
近所の人が協力して道の端に寄せておいてくれました。
とりあえず赤いコーンを置いて、夜、車などが障害物に気付くようにしました。

死傷者が出なくて本当によかったと思います。
しかしいまだに石灯籠をつくる人がいるとは困ったことです。
法律で禁止すべきと思います。

食材を買うため近くのスーパーに行きましたが、店は混乱がおこることを恐れたのでしょう、店に入ることができませんでした。
家にある食材で夕飯をつくることにしました。

停電は20時まで続きました。
私の家はオール電化ですので、夕飯は小型ボンベ式のこんろでつくりました。
ご飯はビニール袋にお米と水を入れ、袋の口をしめ、沸騰したお湯に入れ、30分弱炊くと電気釜で炊いたようにおいしく炊けました。
だんだん冷えてきましたので湯たんぽをいれようとお湯を沸かし始めると電気が復旧しました。

なお、私の家では七輪と炭も用意してありますが、今回は使いませんでした。

照明にローソクを使った人が多いと思ったので、火事がおこったら消火栓を使った初期消火に出る心構えをしました。
幸い、町では火事は1件も発生しませんでした。

テレビやインターネットを見て地震と津波の被害の大きさに絶句しました。
日本は津波対策先進国と言われていますが、実は政府も人々も津波対策はできていなかったと思いました。
原発が地震に弱いことも改めて痛感しました。
日頃政府や電力会社や原発関連業者や原発専門家が原発は安全と主張し、人々も原発を受け入れて来ましたが、甘かったと思いました。

政府は自衛隊、在日アメリカ軍も動員して被災者救援に当たるとのことです。
被害が非常に大きいので、被害がなかった私達も寄付をするなり何らかの形で救援に参加する必要があると思います。

天災については政府も人々も想定外だったと言って防災に真剣に取り組まない傾向があります。
しかし上記のアナウンサーの言葉からわかるように政府も人々も天災に関する判断の甘さがあると思います。


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