ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

技術開発・生産について中国と競争する気概を持ってほしい

2020年11月30日 | 社会

日本の省庁がドローンをほとんど中国から輸入していたと知って驚きました。どうして日本は技術開発と生産を軽視するのでしょうか。中国製は性能がよくて安価だから中国から輸入すればいいと思い込んでいるようです。昔の日本の技術開発・生産力が懐かしく思います。今はすっかり無力になりました。

省庁が使っているドローンはほとんど中国のDJI製だそうですが、このドローンは空中で集めた情報を地上に送信しますが、他人がその情報を盗むことができるそうです。したがって中国がやる気なら省庁が集めた情報を中国が傍受できるそうです。しかし、このことはアメリカ政府が指摘していることです。アメリカ政府の言っていることが正しいかどうかも確認できない日本は本当に技術力のない国だと思います。

ドローンに限らず、すべての生産において日本は中国に負けていることが多くなりました。すべて勝てとは言いませんが、勝てないと諦めているのは日本人に活力がないことの証拠です。

菅義偉内閣は、観光産業、外食産業、娯楽産業、イベント産業などに注力していますが、このような枝葉産業で日本の人々の貧困化を防ぐことは不可能です。貧困化を防ぐには、技術開発、国内生産が重要です。技術開発・生産について中国と競争する気概を持ってほしいと思います。

日本は第一次産業を軽視するが、戦後、国産材軽視が続き、日本の山林は森林管理がいい加減で、折角、巨木が育っても虫、細菌などにおかされ、枯死することが多くなっています。材木は輸入すればいいという考えが未だに支配的ですが、方針を変えるべきです。日本の山林は斜面がきつくて木を切り出しにくいという問題がありますが、機械技術を使って林業を復活させるべきです。住宅も家具も国産材を使うようにすれば大勢の人を吸収できる一大産業を育てることができます。山林を計画管理できれば、山荒れも防ぐことができます。

第三次産業から第二次、第一次に労働力を移すようにしないと、第三次産業労働者の労働対価が低い問題を解決することはできないと思います。



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