ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

東京は危険な都

2013年12月21日 | Weblog
昔私が働いていた事務所は東京都中央区にありました。
事務所の近くの地下鉄の駅で降り、地下道をちょっと歩いて地上に出て、またちょっと歩いて事務所に行きました。
その地下鉄の駅ですが、あちこちの壁から大量の水が漏れ、線路脇の水路に流れていました。
地下鉄のトンネルは水中にあるのと同じ状態と思いました。
大地震があって天井や壁が破壊すると短時間の間にトンネルは水が充満すると思いました。

事務所がある地盤は江戸城の堀を掘って出た土を盛ってつくった軟弱地盤で、小さな地震でも事務所の揺れが大きく、大地震では倒壊する恐れが大きいと思いました。
事務所の構造も強度がないようで部屋の中央部の床がやや沈んでいました。

危険な場所、危険な事務所と思いました。

このような危険な場所、危険な事務所は東京では無数ではないでしょうか。
直下型地震で数万人が死ぬとの最近の予測がありますが、数万人ですめばいい方ではないでしょうか。
死なないまでも数十万人、数百万人が地獄を経験するのではないでしょうか。

その危険を考えず、都民はオリンピック開催に浮かれています。
都民の心理状態は、津波や原発事故の前の東北地方太平洋岸の被災地の人々の心理状態と同じと思います。
大災害の恐れは小さい、大災害が来たらその時はその時、自分は助かると思っていると思います。
死や地獄を覚悟できている訳でありません。
死や地獄を考えないようにしているのだと思います。
死や地獄の規模は東北地方太平洋岸とは比較にならないほど大きいと思います。

もし国や都が真剣に大災害のことを考えていたなら遷都、人口の分散を計画したでしょう。
オリンピックの開催など考えなかったでしょう。
まるで東京の運命であるかのように大災害が近づいていると思います。

危険を感じており、脱出できる人は迷うことなく東京を脱出した方がいいのではないでしょうか。
東京でつくった富を持って地方に移住し、そこに理想の家、理想の町をつくることは夢があっていいのではないでしょうか。


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