ゲートボール(GB)日記

まちなかの公園でGBを楽しんでいます。GBは老若男女一緒に楽しめる数少ないスポーツの一つです。まちびと

政府のうそに甘い国民性

2014年06月26日 | Weblog
尖閣諸島については必死になるのに、尖閣諸島よりはるかに問題と思われる東京電力福島第一原発(事故原発)周辺地方の放射能汚染については人々は他人事です。
政府のうそに甘い国民性があります。
福島県双葉町、大熊町は広大な放射性廃棄物保管場所になります。
政府は中間貯蔵と言い、将来は汚染土などを他に移すと言っていますが、将来受け入れる地方がないことは明白です。
したがって中間貯蔵はこれまた政府のうそで、永久貯蔵になることは目に見えています。

日本人は不思議な価値観を持っていると思います。
「うそでも愛していると言って」という言葉がありますが、うそで自分を納得させます。
広大な国土喪失と言っていい原発事故ですが、誰も責任を問われていません。
自分達の判断に問題はなかったかという反省もありません。
大地震がいけなかった、大津波がいけなかったですんでいます。
危険原発をつくったのは自然ではなく人だということを考えません。

原発は安全と言い続けてきた政府、電力会社、原発会社、日本原子力学会はすべて自分に責任はなかったという顔をしています。
原発は安全であるといううそが全然日本では問題になりません。
ここまで簡単にうそで洗脳される日本人を見ていると日本の未来は危ないと思います。

「猿の惑星」という映画では核兵器を神とした人々の愚かしさが描かれています。
日本人は原発を神とした自分達の愚かしさを今歴史に記録しているのではないでしょうか。

うそを信じて楽な生活をし、未来苦しむというのはまずい生き方ではないでしょうか。
政府を信じるのではなく、自分で「よく考えて」原発が安全か危険か判断するといいと思います。
民主主義とは「よく考える」個人の思考の総合であって政府を信用することではありません。

安倍晋三総理は、政治的決定に自分が責任をとるとよく言いますが、彼が責任をとれることは一つもありません。
彼の政治については未来の人が責任をとらされることになります。


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